本読む馬鹿が、私は好きよ。
その11:中島らもを読む人

お酒でものみながらどーでしょ?

ほぼにちわ。
みなさん、メールありがとうございます。
おかげさまで、ちょっとづつやって来ております。
なので、まだまだ募集中です。)

さて、今日は、
ガダラの豚も人気がありましたが、
こちらも、かなりたくさんのメールをいただきましたよ。



今夜、すべてのバーで講談社文庫
中島 らも (著)
価格: ¥533
文庫 - 312 p (1994/03/01)
講談社 ; ISBN: 4061856278 ; サイズ(cm): 15 x 11

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アル中の男の、入院・治療の話
「今夜、すべてのバーで」
(講談社)を推します。
途中、アルコール依存症のお勉強っぽいところもあります
が、物語の底辺に静かな
迫力を感じます

主人公が病気に対して、シニカルで、潔くて、それでも
ジタバタするところが好き。どうしようもない男ですが、
いかにも人生半ばの人間って感じがいいんですよね。
主治医の赤河先生も、いいキャラです。
(ルーシー)

私は基本的に、らもさんのエッセイが好きですが
ストーリー物なら「今夜すべてのバーで」。
ストーリー物だけど8割が、らもさんの実体験のような。
主人公がアル中になって、入院して更正して。
すこーしだけ恋?の話のあるんですが
主人公がらもさんに思えて、なんか変な感じです。
でも、アル中になったら身体にこんな症状がでるんだな、
勉強になりました
肝臓がへばってたら、フケも出なくなるとか。
(Maru)

酒のみの私にとっては
「今夜すべてのバーで」は
バイブルです(笑)。
飲み過ぎたなあ、と反省すると読み返したりしてます。
もちろんそれだけでなく話としても面白いですよ!
(さちこ)

ここのところ、
らも氏の本にはまっています。
一押しは、「今夜、すべてのバーで」
自分も酒を飲むの
アルコール漬けになる気持ちはわかります。
彼のすべての著作には、
“やさしさ”があるんだと思います。
(ゆきお)

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私はこの本のおかげで、
アルコール中毒症状のときに見る
幻覚について知りました。
なかなかすごいので、自分もちょっと見たくなりましたが、
身体を壊すのは乙な話でないのであきらめました。

では、また。
メール、おねがいしま〜〜す

2002-06-30-SUN

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