本読む馬鹿が、私は好きよ。
その11:中島らもを読む人

ガダラの豚!!!

ほぼにちわ。
「山田詠美を推す」たくさんの投稿
ありがとうございました!
前回を持ちまして終了ということで、
今回からは、「中島らもを推す」であります。

ワタクシ、いまもそれなりに、
ヒューマン・ダストではありますが、
学生のころはかなり、だったので、
中島らもさんの本には、
結構助けていただいたりしておりました。

懐かしくも、ウレシク紹介していきましょう。
まずは、『ガダラの豚』でございます。
文庫本3冊という大作ではありますが、
これをまず最初にオススメされましょう!
買って損はないですぞ!!

(手前があつくるしく熱くなってどうするんだ。)



ガダラの豚〈1〉
集英社文庫
中島 らも (著)
価格: ¥486
文庫 - 292 p 1 巻 (1996/05/01)
集英社 ; ISBN: 4087484807 ; サイズ(cm): 15 x 11

ガダラの豚〈2〉集英社文庫
中島 らも (著)
価格: ¥562
文庫 - 351 p 2 巻 (1996/05/01)
集英社 ; ISBN: 4087484815 ; サイズ(cm): 15 x 11

ガダラの豚〈3〉集英社文庫
中島 らも (著)
価格: ¥505
文庫 - 297 p 3 巻 (1996/05/01)
集英社 ; ISBN: 4087484823 ; サイズ(cm): 15 x 11




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もう、誰が何と言ってもこれ、
『ガダラの豚』しかないでしょう!

「買うてくれたお客さん、
  めいっぱい楽しましたろ」

そんなサービス精神に溢れた
長編エンターテインメントです。
3部構成と、かなりの長丁場ですが、
読み始めたら最後まで
一気に読んでしまうこと間違いなしの面白さ。
「呪い」という超常現象をめぐって、
東京とアフリカを舞台に展開する物語には、
らもさんの好きな『呪術』や『寄生虫』や『毒』という
人知を超えた現象を描くために、
膨大な資料が駆使されています。
エンターテインメントのためにリアリティがある、
という構図。

らもさんらしいなぁと感じるのは、
どのキャラクターも人間味にあふれている所です。
みんな、どこかで失敗していて、ちょっとダメだったり。
でも、守るべき人は命がけで守ろうとするあたりは感動的。
主人公・大生部教授の決めの名セリフも忘れられません。
「学者は、嘘はつかん。よく過ちをおかすだけだ」


きっと私が言わんでも
いっぱいきてるでしょうが、
「ガダラの豚」でしょう!
最高です。めっちゃくちゃおもしろいです!
今読んでも新しいってすごいです。
(すぬ)

イチ押しは一大エンタテインメント小説
「ガダラの豚」!
外的にも内的にもスケールの大きいストーリーに
子供の頃に見た悪夢の全てがちりばめられてます。
どうしてこんなに鮮明なんだろう。
らもさんは今でも見るのかなぁ。
追っかけられて、引きずられて、
ラストのオチも爽快!

ひそかに映画化を期待している作品です。
(らぶ)
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どやっ!!
読んでみる気になりましたか??

ちょいと、この週末のために、
本屋さんにいって、購入してみてはいかがでしょう〜〜。

「中島らもを推す」メールまだまだ
おまちしておりまっす!!
よろしくおねがいしま〜〜す。

2002-06-27-THU

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