本読む馬鹿が、私は好きよ。
その6:スティーブン・キングを読む人

ホラーばかりだとは思うなよ!

ほぼにちわ。もぎ・カエルであります。
(先程、darlingに
 もぎ・悶という名前をいただきました。)

前回、「メールがあんまりきてないの〜。」
と嘆いてしまったところ、ちょっぴりいただきました。
まだまだ、お待ちしてますですよ。

スティーブン・キングは、
「ホラー」ばかりじゃないとの、お叱りあり。
わたくし、知らなかった・・・。

というわけで、ホラーじゃないのを、
オススメされてみませう。


ゴールデンボーイ―
恐怖の四季 春夏編
新潮文庫
スティーヴン キング (著)
価格: ¥781
文庫 - 507 p (1988/03/01)
新潮社 ; ISBN: 410219312X ; サイズ(cm): 15 x 11

に収録されている
『刑務所のリタ・ヘイワーズ』
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わたしの生涯愛読書としているキング。
キングは「ホラー」の神様みたいになってますよね。
恐いのはほんとにコワイ。
精神的なコワさとか、
コワさのツボがバシバシ刺激されて
やみつきになります。
しか〜し、わたしがおすすめするのは、
「刑務所のリタ・ヘイワーズ」。
新潮文庫の「ゴールデンボーイ」に収録されています。
映画「ショーシャンクの空に」の原作です。
読み終わって、とってもすがすがしくなりますよ。
コワいのが苦手なかた、キングは「コワい本」だけぢゃ
ないんで、ぜひぜひ読んで欲しいな。

徳吉

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キングの小説は風景や描写が細かく、比喩表現が多彩。
ゆえに、場面が想像しやすく、物語にのめりこみやすい。
そして、恐怖。
これですよ、これ。
お化けとか幽霊とかの怖さではなく、精神的に怖いなーと
感じてしまう怖さ。
たまにある感動モノもたまらなくいいすね。
刑務所のリタヘイワース?とか

obuhiko goto
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「刑務所のリタ・ヘイワーズ」
(新潮文庫『ゴールデンボーイ』収録)
映画「ショーシャンクの空に」の原作です。
これを読むまでは、
キングはただひたすら
「コワイ」ストーリーテラーだと思っていたのですが、
ただの恐怖ではなく、
体の芯が揺すぶられるような感情を描かせたらすごい
「作家」だというのがわかりました。
ラストでは、自分の気持ちが
どんどんキレイになっていくような感じがします。

一番ピュアな自分になって
ラストの3行を読んでほしいです。

みけ
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映画のほうは見たような、みてないような。
こちらは、文庫に収録されているものなので、
上下巻などでなくて、とっかかりやすいかもしれない!

さっそく注文にはしろう。

そして、こちらは、ほぼにちの
メリー・木村もかなり好き、という
『ドラゴンの眼』

ドラゴンの眼〈上〉

スティーヴン キング (著),
雨沢 泰 (翻訳)
価格: ¥1,886
単行本 - 286 p 上 巻 (2001/02/01)
アーティストハウス ; ISBN: 4901142461 ; サイズ(cm): 21 x 15

ドラゴンの眼〈下〉
スティーヴン キング (著),
雨沢 泰 (翻訳)
価格: ¥1,886
単行本 - 317 p 下 巻 (2001/02/01)
アーティストハウス ; ISBN: 490114247X ; サイズ(cm): 21 x 15

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「ドラゴンの眼 上・下」 アーティストハウス

キングが自分の子どものために作った
唯一のファンタジーとのこと。
だから、おおかたのキング作品とは
おもむきがちがうんだろうと推察しますが、
なにせこの一作品しか読んでないんだから
作家については語れない。

王家をめぐる争い、冒険の旅・・・
わくわくしますよー。

のんちゃん
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どうでしょ?
前回ご紹介した『シャイニング』なんかで、肝を冷やし、
『ドラゴンの眼』で、箸休めをし、
というような休日はいかがでしょうか??

さて、次回はもしかしたら、
スティーブン・キングはとても好きだ、
というdarlingの投稿があるかもっ!!

そして、投稿マジお待ちしてるであります!!

2002-03-31-SUN

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