2006年10
農薬を出来るだけ使用したくありません。
今年からイチゴを始めたいのですが
良い方法があれば教えてください。
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ほぼ日 イチゴ栽培で農薬を使いたくない
という「しつもん」です。
永田先生 出来るだけ使いたくないのであれば
農薬はなるべく少し使ってください。
あとは枯れ葉をとることです。
傷んだ葉っぱを
こまめにとってあげましょう。
これは農薬を使っても使わなくても
必要なことです。
諏訪さん 古い葉はどんどん切ってあげると
そこから病気がでてくることが
なくなります。
イチゴは付け根の
新芽がでる土の生え際のところに
アブラムシがよくつきます。
根本に土がつもって
土柱のようなものがでてきたら
アブラムシがいると思っていいです。
根本にアブラムシがつくと
そこにアリが巣をつくるんです。
ですから、
根本に気をつけていてくださいね。
アブラムシは手でとれますが
取り切れないときは
農薬を使いましょう。
イチゴは成長点が
土に埋まるとよくないので
こまめにチェックしてあげると
葉も実もよく育ちます。
とにかく、株もとにつく
アブラムシに気をつけてください。

実がなると、今度は鳥がやってくるので
ネットをかけて鳥の被害から
さけてあげることも必要です。
うちは鳥よりも
ハクビシンの被害がすごいんですよ。
イチゴはヘタごと食われていたらタヌキ、
ヘタが残っていたらハクビシンの仕業です。
それは経験で学びました(笑)。

 
© HOBONIKKAN ITOI SHINBUN