堆肥で作ったものと比べて
成長が遅いことはあると思います。
液体肥料をどれくらの頻度で
あたえているかにもよります。
6月の中旬に蒔いたとすると
梅雨時に蒔いたことになりますね。
今年の梅雨は大雨というよりは
ずっと曇天で
梅雨の中休みといわれる
4〜5日、カンカンに晴れが続くということが
ほとんど無かったので
日照不足であったといえます。
日照不足になると
生理的な活性を抑えられてくるので
堆肥で作ったものは
もともと土に養分が含まれていますから
じわじわと養分を吸っていたのでしょう。
こういう時に1週間に1度のタイミングで
液肥をあげていると
なかなか吸収力があがらなくて
肥料が効いてなかった可能性があります。
今年はDVDを発売した初年度ということもあり、
いろんな方から
「うまくいった事例」や
「うまくいかなかった事例」の報告をうけて
それらを総合的に判断すると
今年のように野菜づくりにとっては
深刻な日照不足が続いた場合は
液体肥料を与える頻度を
1週間に1度から2〜3日に1度に増やしてみる。
液肥の濃度も1000倍だったものを
500倍や400倍というように濃くすると
よかったというデーターがとれてきました。
そういうこともあり
元肥が効いていた作物と差が出るのは
肥料の吸収力が日照不足のために
悪かったのではないかと思います。
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