バブー&とのまりこの パリこれ! 住んでみてわかった、パリのあれこれ。


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「フェリーに乗って
 バカンスへ。
 家族のワンコはどうしてる?」

 
     

バブー

ボクにとっては久しぶりのバカンス。
フランスのいちばん南、南仏から
地中海に浮かぶ島「コルシカ島」へ。

どちらかといえばイタリアの方に近い島は
あのナポレオンの生誕地でもあるんだよ。

とのまりこ

コルシカ島へは、飛行機で飛ぶか、
車ごとフランス本土からフェリーで渡るか。
島のほとんどの部分が自然のままの姿で残る
「コルシカ島」。
電車やバスなどの公共交通機関での
移動はかなり限られるので、
車がないとかなり不便。

というわけで、
空港でレンタカーをする人はもちろん
フランス本土やイタリアから
車ごとフェリーで渡る人が多いんです。

バブー
というわけで、ボクの家も
南仏まで830kmの旅をした後、
トゥーロン港からフェリーで出発したよ。

そんなフェリーもね、
さすが犬天国の国。
もちろんボクたちイヌも一緒に乗れるんだ。

フェリー会社のホームページに
「私たちの家族、イヌたちはもちろん
 ビアンブニュ(=ウェルカム)」
ということが大きく掲げられているし、
実際イヌ連れで乗船している人もいっぱい!

とのまりこ
この日のフェリーだけでも
ちょっとフェリーの中をお散歩するだけで
10匹以上のお友達ができたバブーなのです。

バブーなんていちばん小さい。
大きな大きなフェリーに乗ったら、豆粒みたい。
初めてのフェリーでちょっとブルブル震えちゃう
いちばん情けない感じ‥‥。
人間の大人よりも大きなイヌたちが
何匹もいたのでした。

バブー
一応「レストラン」以外は常に一緒にいてOK。
(むしろイヌを一人にしちゃダメだよ。
 いつも一緒にいてねって決まりには書いてあったよ)
となっているけれど、バーもカフェも
みんなイヌたちと一緒だったみたい。

眺めのいい甲板には、
「ペット用のトイレ」スペースまで
用意してあったよ。
やさしいな〜。

とのまりこ
フェリーは公共のスペースだけで
過ごすこともできるし、
追加料金を払って
個室を取ることもできますが、
もちろん個室も
ペット・ビアンブニュ(ウェルカム)です。

ちなみに、バブーの料金は約20ユーロ(2,500円)。
フェリーと比べると豆粒みたいなバブーと、
人間のムッシューよりもがっつり大きなイヌと
同じ料金なの?!
って笑ってしまいましたが(笑)。

大人の数、子供の数、
車の数などを選ぶのと同じように
予約の段階からイヌ連れかどうかと
選ぶ選択肢が用意してありました。

ペットを同じ家族として扱う
(その代わりとっても厳しく。
 もちろん船の中では
 どの子もいい子にしています)
ヨーロッパならではの光景だなあと改めて思った
コルシカへの旅なのでした。

バブー
初めてのコルシカ島の旅。
イタリアの影響を
かなり受けていることを感じる
言葉の訛り、食文化、人々。

荒々しくて、ゴツゴツしていて、
乾燥していて、男らしい
大自然がそのままの島。

媚びたところは全くないのだけど、
素朴な島の人たちの暖かさ、
なつっこさ、優しさを毎日感じているよ。

コルシカ島の主要都市のひとつ
「バスティア」では
昔の電話ボックスなどを利用した
「公共図書スペース」なるものを見つけたり。

いらない本があったら持ってきてね。
好きな本があれば持って行ってね。
という市民のための
公共図書スペースらしいのだけど、
こういうみんなの優しさがないと
成り立たないようなものが成り立っている
コルシカってとっても穏やかで
やさしい場所なんだなあ、と思ったよ。

ちょっと手を離して
置きっ放しにしてしまったものを
盗まれても、それは自分のせい。
どこもかしこもゴミだらけ。
‥‥のパリでは
ちょっとありえない光景だなあ‥‥って。

まだまだ続くコルシカ島の旅。
今日は小さな船に乗って、
世界遺産にも登録されている断崖絶壁とかを
見に行くんだけどね、
そんなバトークルーズも、ボクたちイヌも
「ビアンブニュ」(=ウェルカム)なんだって!

船酔い大丈夫かな‥‥
なんて思いながら明日を楽しみにしているボク。
水はちょっと怖いんだけどね‥‥。

 


※この連載を再編集し、
 書き下ろしも入れて新潮文庫になりました。
 こちらをぜひご覧ください!

 

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バブーくんは日本滞在時に、お店にいます。

「Boîte」(ぼわっと)
東京都杉並区西荻北4丁目5−24
【地図】 【駅からの道順はこちら】

 

2016-05-17-TUE


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