バブー&とのまりこの パリこれ! 住んでみてわかった、パリのあれこれ。
3 8
「こんなに休んで
 だいじょうぶ!?
 バカンス命!のフランス人」
 
     

バブー

ついこの間終わったのが冬休み。
そしてカレンダーをめくった次の月、
今月4月には春休み。

わかっちゃいるけど
なんてバカンスが多いんだ!

とのまりこ

驚くなかれ、なんとフランスの学校、
6週間行くと2週間のバカンスが挟まるという夢の楽園♪

9月に始まる新学期。

6週間がんばれば
「トゥッサンのバカンス」(万聖節/諸聖人祭)。

また6週間がんばれば
「クリスマスバカンス」。(毎日宴会)

でもってまた6週間すれば、「冬休み」。
(冬休みって年末年始にあったじゃ〜ん!!
 と突っ込みたくなる、別名「スキーバカンス」。)

またまた6週間耐えれば
「イースターのバカンス」(チョコがいっぱい)。

そして残り6週間さえ待てば
「夏の2ヶ月級バカンス」
(みなが1年で最も楽しみにしてるもの)。

いや〜、日本の小中学生が聞いたら
泣いてしまうね〜。
いやいや、学校の先生達も
こぞってフランスに移住したくなるね〜。
というおフランスの学校バカンスです。

バブー
で、そんな「スキーバカンス」と
「イースターのバカンス」に挟まれ
サマータイムになったばかりのフランスですが。

この2つのバカンス、なんと
フランス全国エリア毎に、A、B、Cの
3つのゾーンに分散されて
バカンスの時期が1週間ずつずれるのだ〜。

なんのためって??
よくぞ聞いてくれました♪
そりゃ〜バカンスを快適にすごすため。
スキー場とか行楽地が混まないようにさ♪

とのまりこ
例えばパリだったら、
ボルドーとかヴェルサイユとかと一緒の「ゾーンC」。

毎年発表されるカレンダー。
不公平のないように順番が入れ替わります。

それも、なんのためって??
早くバカンスに突入した方が、
シーズン最後のスキーに行ける、とか
そういうことが関係あるからですって。

フランスのみなさん。
バカンスのためにはこんなに知恵をふり絞って、
一致団結して指示に従うのに‥‥なんて、
大きな声では言えないけれど、
小さな声で言ってしまいたい。

だから、違うゾーンに住んでいるいとことは
バカンスがずれるから、親戚では集まれない。
とかそんなことも、もちろん起こります。

でもそれよりも、「命」なバカンスを
いかに快適にすごすかが重要なのです。

バブー
ボクのいるイヌの世界ではね、
バカンス毎日なの。いいでしょ♪
ゾーンだって区切る必要ないしね。

でも飼い主様がどっかに連れてってくれないと
寝てばっかりのバカンスになっちゃうんだよね。
それがボクの大きな問題‥‥。

 

2013-04-02-TUE


まえへ
トップへ
つぎへ