2018年5月1日、ゴールデンウイークのまんなかに、
TOBICHI京都は同じビルの5階へ引っ越します。

新しいスペースの幕開けに、
ふさわしい企画をご用意しました。
陶器作家、鹿児島睦さんの作品展です。
今回ためにつくってくださった
新作の「絵皿」を中心に、
これまでの作品や原画などを展示いたします。
(新作の絵皿は抽選販売を行います)
鹿児島さんの図案による、
かわいいグッズたちもご用意いたしましょう。
鹿児島さんの、トークイベントも開催します。

鹿児島睦さんの作品世界を
こころゆくまでおたのしみください。
そして、
新しいTOBICHI京都をどうぞよろしくお願いします。

参加するみなさんはぜひ「質問」を考えてきてくださいね。

鹿児島睦(かごしま まこと)
1967年福岡生まれ。
美術大学で陶芸を専攻。
卒業後は日本の伝統工芸とイタリアの最先端のデザインを
あわせて紹介していた福岡のインテリア会社に就職。
インテリア営業部に3年半勤めたのち独立。
デザインまわりやデッサンの教師、
インテリアコーディネートなどの仕事に就く。
1年半ほどしたところで、福岡にできたばかりの
英国のライフスタイルショップに
ディスプレイの担当者として入社。
最初はフリーランスの仕事と兼業だったが、
やがて専任となり、ディスプレイだけでなく、
仕入れや検品、
あらゆる仕事をしながら走り回る日々に。
同社で忙しい6年半を過ごし、35歳で退社。
陶芸作家として独立する。
その後は、陶芸を中心としながらも、
ファブリック、紙、立体作品、
さまざまなアートワークへと創作の世界をひろげ、
日本はもちろん、外国のメーカーとの
コラボレーションも積極的におこなっている。

●鹿児島さんのウエブサイトはこちら。
https://www.makotokagoshima.net

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まずは移転のおしらせから。
2018.5.1.Tue 12:00 OPEN!

鹿児島睦さんの作品展をご案内する前に、
TOBICHI京都の移転について、すこしご説明します。

2017年6月6日、壽ビルデイングの3階で、
TOBICHI京都ははじまりました。
それは、「ポップアップ・ストア」というかたちでした。
このビルでいくつかのショップをひらいている
「ミナ ペルホネン」さんから
一室をお借りしてのショップ運営です。
そこから約11ヶ月、多くのご来場者に親しまれ、
「ここでずっと続けたい」と強く思ったわたしたちは、
正式に賃貸契約を結ぶことを決めました。
あらためてお借りする場所は、同じビルの5階です。
‥‥あ、大丈夫です。エレベーターがあります。
階段をのぼらなくてもサーッと5階に到着しますから。
それにね、いままでより、ちょっと広くなったんですよ。

▲ぼくらが自前で描いたイメージ図です。

こうした、ほぼ日グッズを扱うスペースと‥‥

展示やちいさなイベントを行える空間があります。
一段高いウッドデッキのような場所と、グリーン系の絨毯。
明るくて落ち着く、
おうちの庭先のようなイメージです。

5月1日(火)の12時に、このスペースがひらきます。
ぜひ、遊びにいらしてください。

ささやかですが、移転オープンのごあいさつに、
オリジナルの「瓦せんべい」をさしあげます。

▲オリジナルの瓦せんべいは神戸の「梅香堂」さんにつくっていただきました。

5月1日のオープンから、
ご用意した瓦せんべいがなくなるまで、
お一人様に一枚ずつお渡しいたします。

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記念すべき最初の催しは、
鹿児島睦さんの作品展です。

▲今回のための新作の一部です。

新しいTOBICHI京都で、
いちばん最初にひらくのは、どんな催しがいいだろう‥‥?
TOBICHIスタッフ、ほぼ全員の考えが同じでした。

そう、鹿児島睦さんの「絵皿」の展覧会です。

鹿児島さんと「ほぼ日」は、
これまでいろいろなコンテンツでご一緒してきました。

それはたとえば、「やさしいタオル」

▲スタイリング:伊藤まさこ 写真:有賀傑

「ほぼ日手帳」のカバー

「ほぼ日ハラマキ」でも、デザインをお願いしました。

そして、TOBICHIにとってはやはりこちら。
シンボルマークのデザインです。

▲左からTOBICHI東京、TOBICHI京都、TOBICHIポップアップ・ストアのマーク。

こうした様々なご縁を重ねてきた鹿児島さんと‥‥
「ついに」と言っていいでしょう、
「念願の」と申し上げても間違いありません、
展覧会というかたちでご一緒できることになりました!
しかも、TOBICHI京都の移転記念という
すばらしいタイミングで!
こころから、うれしいです。

作品展のタイトルは「TOBICHIの庭」。
これはもともと、「やさしいタオル」の商品名でした。

▲スタイリング:伊藤まさこ 写真:有賀傑

新しいTOBICHI京都の、庭先のような雰囲気と、 生活の中にある鹿児島さんの絵皿を思い浮かべたとき、
「TOBICHIの庭」というタイトルが、
しっくりと、そのふたつのイメージに重なりました。
なのでそのまま素直に、
展覧会のタイトルに‥‥。

作品展「TOBICHIの庭」の、内容をご説明いたします。

新作の絵皿を
展示・抽選販売します。

TOBICHI京都の移転記念に、
鹿児島さんは15点の絵皿をつくってくださいました。
(TOBICHI京都のシンボル、うさぎもいますよ!)

もちろんすべて一点もの。
陶器の絵皿を、抽選で販売します。
「早い者勝ち」の販売ではなく「抽選販売」です。
会期中にお申し込みいただければ、ご当選確率は同じ。
じっくり考えて、お申込ください。

【ご注意】
・抽選販売は、会場でのみ承ります。
 電話やメールではお申込みいただけません。
・価格は、会場でご確認ください。
・お申し込みは、会場のタブレット端末で行います。
 メールアドレス、お電話番号、ご本名を
 その場で入力いただくお手間があること、ご理解ください。
・抽選は作品展終了後に行います。
・その他、詳しくは会場にてご質問ください。


太宰府天満宮所蔵の
鹿児島さんの
絵皿を公開します。

2017年の冬に、太宰府天満宮宝物殿で、
「鹿児島睦の造形展」という展覧会がひらかれました。
このときに展示された作品は、
いまも太宰府天満宮に収蔵されています。
ありがたいことに、このたび、
その貴重なアーカイブの中から、
9点ほどの絵皿をお借りすることができました。

当然ながらこの9点は太宰府天満宮に奉納された
非売の作品ですが、
ふたつとして同じ図柄がない鹿児島さんの絵皿です。
この機会に、どうぞその目でご覧ください。


TOBICHIマークの
デザイン原画を展示します。

今回、わたしたちスタッフもはじめて目にしました。
TOBICHIマークのデザイン原画です。
あのデザインは、こうして描かれていたのですね‥‥。
陶器に描かれた絵とは異なる、
紙の上での鹿児島さんの、筆の動きをご覧いただけます。


鹿児島さんのグッズを
販売します。

たとえば上の写真は、
東京目黒にある焼菓子とジャムのお店、
「Maison romi-unie」のオリジナルサブレ缶です。
鹿児島さんデザインの缶の中には、
鹿児島さんが描いた動物型の焼き菓子が‥‥。

ファブリック、紙、立体作品などなど、
鹿児島さんのグッズをいろいろ並べます。

こうしたストールとか‥‥

ポストカードセットや‥‥

モビールもありますし‥‥

鹿児島さんの様々な「絵皿」を見ることができる、
書籍も。

ほかにも、ここではご紹介しきれないグッズを
いろいろお取り寄せしますので、どうぞおたのしみに。

そしてもちろん、
上でご紹介した「ほぼ日手帳」のカバーや
「やさしいタオル」など、
ほぼ日といっしょにつくったアイテムも、
できるだけご用意いたします。

そうそう、忘れちゃいけない、
現在はTOBICHI限定販売の人気アイテム、
「うすはり」のグラスもございます。

※会場で販売するものはすべて数に限りがあります。それぞれ完売の可能性があることをご了承ください。


トークイベントを
開催します。

▲大橋歩さんと対談中の鹿児島さん。対談コンテンツはこちら

5月6日(日)、鹿児島さんが、
TOBICHI京都へ遊びにきてくださいます。
せっかくですから、お話をうかがいたいですよね。

この日の閉店後、
鹿児島睦さんのトークイベントを開催いたします。

新しくなったTOBICHI京都の
ウッドデッキのようなスペースは、
トークイベントにぴったりのステージになりそう。

みんなでやりとりをする、
おしゃべりのようなトークショーにしたいです。
進行はほぼ日・山下がつとめますが、
参加するみなさんはぜひ「質問」を考えてきてくださいね。

入場は無料、当日整理券を配布します。
参加をご希望の方は
下記の詳細をご覧ください。

鹿児島睦さんトークイベント

【日時】
2018年5月6日(日)
閉店後19時10分スタート。
20時30分ころまで開催の予定。
【場所】
TOBICHI京都
京都府京都市下京区
河原町通り四条下ル市之町251-2
壽ビルデイング5F

〈参加方法〉
5月6日(日)の12時から、
TOBICHI京都にて整理券を配布いたします。
(このご案内を書いている時点で、
 会場が完成していないため定員が確定できません。
 当日は、確定した定員分の整理券を配布します)

トークイベントがはじまるのは6日の閉店後です。
整理券をお持ちの方は、
閉店時間の19時にお集まりください。

以上、
TOBICHI京都の移転リニューアルオープンと、
それを記念しての企画、
鹿児島睦作品展「TOBICHIの庭」のご案内でした。

最後にもうひとつ、たいせつなことを。
混雑時には、
「入れ替え制」や「整理券の発行」を行います。
ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

当日の会場の様子は、
>TOBICHI京都のTwitterから
できるだけお伝えするようにしますので、
よろしければフォローを。

それでは。
新しい会場でお会いしましょう!