「やさしいタオル」がやさしい理由。  2003年に発売を開始した「やさしいタオル」。 すでにお使いいただいているみなさまには あたりまえのことかもしれませんが、 あらためて、紹介させてください。 これが、「やさしいタオル」が“やさしい”理由です。
 
ガーゼとパイルの、二重織り。

「やさしいタオル」は、
片面がガーゼ、片面がパイルの二重織りになっています。
ガーゼは、そう、赤ちゃんが着る産着(うぶぎ)や、
けがをしたときに使う包帯の素材。
清潔感があり、軽くて通気性が高いのが特徴です。
さらっとした木綿の風合いを出すために、
一般のガーゼのよりも太い糸で、ざっくりと織ったことで、
タオル全体を、びっくりするくらい
軽く仕上げることができました。
そして、お洗濯後、一般的なタオルに比べて早く乾くのも、
片面がガーゼの「やさしいタオル」ならではの特徴です。

そしてもう片面の、
くるくるっと、糸がループになっている側がパイル面。
パイルの輪を大きく、織り密度をゆるめにして、
やわらかなさわり心地を実現しました。
ここにはコットンのなかでも最高ランクの、
繊維が長く毛羽が出にくい「超長繊維綿」、
スーピマコットンを使っています。
さらに綿繊維の細胞のひとつひとつを
ふっくらと保ち続ける「LA加工」を施すことで、
ふんわりとしたなめらかな風合いと、
独特の光沢、そして洗濯と乾燥を繰り返しても
じょうぶにお使いいただけるタオルになっています。

 

 

 
 
四国山脈の伏流水とシャボン玉石鹸で洗っています。  柔軟剤は、使っていません。

タオルをつくる最終段階の「洗い」。
そこに使っているのは四国山脈の伏流水です。
そして「やさしいタオル」を作っている
工場・藤高(ふじたか)さんで、
赤ちゃん用のタオルを作るときに使っている
シャボン玉石鹸で、洗いをかけています。
パッケージをあけたときに、ほんのり香るんですよ。

また、布をつややかに仕上げる柔軟剤ですが、
「やさしいタオル」では使っていません。
というのも、柔軟剤を使うことで
吸水性が低くなってしまうから。
何度も洗濯をしなくても、
すぐに快適にお使いいただけるよう、
最初から吸水性が高く、
肌のことを大切に考えての、仕上げです。


 

冬から春の暮らしを、
あたたかく彩るデザインがそろいます。
次回はスライドショーで
デザインラインナップを一気におしらせ。
どうぞ、おたのしみに!

「やさしいタオル」新作は、
12月9日、発売予定です。

 
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2011-12-06-TUE



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