ていねいに作られた、
まっすぐなおいしさのジャムはうれしい。
ふわっふわのいちごのつぶをすくって
トーストにのせるのがたのしい。
おおきなつぶを、木べらでのばすのもわくわくする。
かりかりのジャムトーストに、
がぶっとかぶりつく瞬間がしあわせ。さくさく。
あたたかいパンの香りと同時に
やさしい甘みを感じるのもさいこう。
もぐもぐ、ごくっと飲み込むのが名残惜しい。
ああ、ジャムトーストっておいしいなあ。
このまま、もう一枚たべちゃおっかなあ‥‥。

くいしんぼうのジャムおじさん、糸井重里が
自分用に作っていたジャムは、
ずいぶん手のかかる「本気めんどくさ仕込み」。
ですが、それだけのおいしさがあります。
その糸井のレシピをもとに、長野のサンクゼールのみなさんが
腕によりをかけて製品化してくれたのが、
ほぼ日のジャム「おらがジャム」。
毎年人気で、ことしで5年目を迎えます。
乗組員たちにも人気の、ほぼ日の「いつもの」のひとつです。

かんたんに、そのつくり方をご紹介すると、
使っているのは長野県小布施町産の、旬のいちご。
まいとし同じ農家さんから、
おいしいいちごを分けていただいています。
獲ったいちごは、いそいで工場にはこび、
工場の職人のみなさんがひとつずつ、ていねいに仕込みをします。
オーブンでセミドライをしたあと、
さらりとした甘さのグラニュー糖とあわせて、
ひと晩置き、水を出します。
そこから工場の大きな釜に入れ、
味をみながら、じっくり煮ていきます。
煮あがってからも、もうひと作業。
いちごのつぶが衝撃でくずれてしまわないよう、
ひとつずつ手作業で瓶につめています。
(そのあとで殺菌などのの工程もあります)

あいかわらずそんなに多くは作れないので、
数量限定ではありますが、
ことしもまたそんな「おらがジャム・いちご」を、
お届けできる季節がやってきました。

しかもことしは、おまけのおたのしみとして、
いちごジャムに合う2種類のペーストを販売します。
HAPPY NUTS DAYのピーナッツバターと、
トラヤカフェのあんペーストです。
これがまた、それぞれ、おいしいんです。

販売は、2度にわけておこないます。
第1回販売は2016年5月20日(金)から、
HAPPY NUTS DAYのピーナッツバターとともに。
第2回販売は2016年6月3日(金)から、
トラヤカフェのあんペーストとともに販売します。

2016年の「おらがジャム・いちご」。
ことしも手作り感あふれる、いちごのつぶがごろごろ。
旬の新鮮なおいしさをとじこめた、
「本気めんどくさ仕込み」です。

なんでもない朝が、ちょっとうれしくなって、
毎日が、いっそうたのしくなりますように。
どうぞ、味わってみてください。