ほぼ日刊イトイ新聞 - ごちそう海苔「海大臣」

飯島奈美さんによる海大臣のレシピ、
ダウンロード＆プリントアウトして
お使いください。
それぞれ、おすすめの海大臣をしめしていますが、
どれをどんなふうに組み合わせても
おいしくいただけますよ。

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食パンにうすくマヨネーズをのばして、とろけるスライスチーズ、
その上に釜揚げしらすをのせ、オーブントースターで焼く。
食べる直前に、1/4に切った海苔をのせてどうぞ。
しらすのかわりに、ベーコンやハムでもおいしいですよ。

	うどんをゆでて、水洗いし、ざるにあげておく。
	あさり300グラムを、大さじ２の日本酒で蒸し焼きにして、殻があいたらとりだし、飾りになる程度の数を残して、殻をはずしておく。
	同じ鍋に水500cc、とりがらスープのもと小さじ１を入れて沸騰させ、うどんを入れる。
	塩少々で味をととのえ、片栗粉小さじ２を水小さじ４で溶いて加え、とろみをつける。
	あさりをもどして、とき卵２個ぶんをまわしかけ、火を通す。
	三つ葉、海苔をのせ、辣油や山椒の粉、すりごまなどをお好みでかけ、おめしあがりください。

	しらす５０ｇ、刻んだ万能ねぎ大さじ２に、小麦粉大さじ１強（すり切らないで盛る）をまぶす。
	１に、水大さじ１を加え、白ごま小さじ１／２を混ぜる。
	フライパンに、１センチの深さまで油を入れ、１枚を１６等分（５センチ角程度）にした海苔に、２をのせながら、１７０℃で揚げる。１分程度揚げたらひっくり返してさらに軽く揚げてできあがり。

	豆腐１丁を４等分し、かつおだしであたため、みそをといてみそ汁をつくる。この豆腐は、揚げ出し豆腐でもよい。
	お椀に、豆腐（ひとり１／４丁）をすくって入れ、そこに海苔１／２枚をちぎってのせ、みそ汁を注ぐ。
	上から、さらに海苔１／２枚をちぎってのせて、できあがり。

	卵やきをお好みの味で。写真は「あまじょっぱい江戸風」で、卵２個にさとう、しょうゆ各大さじ１をとき、ゴマ油で焼いたもの。
	いんげんとベーコンを、サラダ油・塩・こしょうで炒める。いんげんが「くたっ」となるくらいまで火を通す。
	切り昆布、油抜きをして刻んだ油揚げ、千切りにしたにんじん、車麩を、サラダ油で炒め、だし汁・しょうゆ・みりんで煮る。
	塩・こしょうし、小麦粉をまぶしたカジキマグロをサラダ油で焼き、おろししょうが、しょうゆ・酒、みりんで味付けする。
	ごはんを、お弁当箱の半分の高さまでつめ、海苔を、ひとくちサイズにちぎって、おしょうゆをつけ、敷いていく。さらに上からごはんをのせ、同じように、海苔をのせてできあがり。

お椀に、ちぎった海苔、おかか、梅、ネギを入れ、熱湯を注ぐ。
梅をつぶしながら、おめしあがりください。
お好みで塩やしょうゆをさして、味をととのえてくださいね。

	３００ｃｃの水に鶏がらスープの素小さじ１を溶かし、つくり、そのうち１００ｃｃに、片栗粉小さじ１／２、塩小さじ１／２、みりん小さじ１、卵３コを溶いておく。
	残りの鶏がらスープ２００ｃｃに片栗粉小さじ１、塩ひとつまみ入れ、へらで混ぜながら火にかけ、沸騰してとろみがついたら、あたためたところに、海苔２枚を千切って入れ、溶かす。
	１を、サラダ油をひいたフライパンでオムレツにし、２をかけてできあがり。

	スパゲッティ１８０ｇ（２人分）を、ゆでる水の量に対し１％の塩を加えて沸騰させたお湯で、時間通りに茹ではじめる。
	茹で上がる５分前に、フライパンに、ホタテの貝柱の水煮缶（大：約135ｇ）を汁ごとあけ、海苔２枚をちぎって入れる。
	茹であがると同時に、２のフライパンに、１のゆで汁を大さじ２入れ、茹で上がったスパゲッティをからめる。
	バター大さじ１／２を足して溶かし、味をみて、塩分が足りないようであればうすくちしょうゆを適量加える。
	皿に盛り、海苔１枚をちぎってのせてできあがり。

ふつうの酢飯でもなく、お刺し身も使わない、ふだんの材料でつくることができる簡単手巻き寿司です。ごま油のかおりが食欲をそそりますよ。お好きなものをのせて巻いて、おめしあがりくださいね。

	ごはんを炊き、ごま油、塩、酢をさっくり混ぜる。３合のごはんに対し、ごま油大さじ１～２、塩小さじ１、酢大さじ１ていどの、あっさり味で。お好みでごまをふっても。
	ごはんに合いそうな具を、お皿に盛る。今回用意したのは、アジの干物を焼いてほぐしたもの、鮭の粕漬けを焼いてほぐしたもの、漬物（にんじん、なす、きゅうり、だいこん、しょうが、ごぼう）、めんたいこ、大葉、みょうが、甘い卵焼き。ほかにも、納豆、タマネギのスライス、サバの水煮缶、キムチ‥‥アイデア次第でどうぞ。
	1/4に切った海苔にごはんと具をのせて、くるっと巻いておめしあがりください。

	レタス１コ分をちぎって水洗いをし、手でちぎり、水をよく切っておく。
	にんにくをすりつけたボウルに入れ、ごま油大さじ１～２をかけて、手でまぜる。
	塩小さじ１／２とこしょう少々をして、全体を和え、足りないようであれば足す。
	お酢またはレモンを軽くしぼり、和える。
	海苔３枚を、レタスと同じくらいの大きさにちぎって、さっくりとまぜる。

	お好みで、一味唐辛子をかけてどうぞ。

	きんぴらをつくっておく。ごぼう１本を太めの千切りにして水にさらし水をしっかり切る。にんじん小１本（大きいものなら１／２本）の皮をむいて千切りにする。ごぼうとにんじんを、ごま油で炒める。しょうゆ大さじ１1/2、酒大さじ１1/2、さとう大さじ１／２を加えて、水分が少なくなるまで炒める。
	パン２枚を並べ、それぞれの片面にマヨネーズをうすく塗る。片方のパンに、食べやすい大きさに切ったベーコンをのせ、ちぎった海苔１／２枚を並べる。さらにきんぴらをのせ、残りの１枚のパンにも海苔１／２枚をちぎって並べ、はさむ。
	両側の表面にうすくバターを塗り、ホットサンドメーカーに入れて焼く。あるいは、フライパンで、押しながら、焦げないよう、焼いてもよい。

	かつおだしを、うすめに500ｃｃとり、塩小さじ１／２、酒大さじ１／２、うすくちしょうゆをひとたらしして、あたためておく。
	緑茶の茶葉山盛り小さじ１杯を、鍋で軽くから煎りし、香りが立ったところに、あつあつのだしを加える。
	ごはんを盛り、茶こしで漉した２を注ぎ、１膳に対し、１／２枚の海苔を千切りにした海苔、わさびをのせる。

	だいこんおろし２００ｇを用意し、ザルにあげて軽く水を切る。
	乾燥さくらえびを１０ｇ、包丁ですこし刻んでおく。
	１と２を合わせ、塩小さじ１／２、片栗粉大さじ２、上新粉大さじ４を混ぜる。
	ごま油をひいたフライパンにタネをスプーンで入れ平らにし、中火で蓋をして２分、ひっくりかえして１分焼き、海苔を巻いてどうぞ。

５センチ角に切った海苔にクリームチーズを小さじ１くらいのせ、
おかかをかけ、しょうゆをたらす。
お好みで、わさびと刻みねぎをのせてもおいしい。

フードスタイリスト。
パスコ「超熟」、日清食品「チキンラーメン」の
ＣＭなど、広告を中心に活動しながら、
2005年に荻上直子監督作『かもめ食堂』をきっかけに、
映画のフードスタイリングも手がけるようになりました。
2007年同監督作『めがね』にも参加、
そのごはんが、あまりにもおいしそうだったことから、
ほぼ日刊イトイ新聞で特集を組むことになり、
それが縁で「ＬＩＦＥ」が生まれました。
2007年には松岡錠司監督作
『東京タワー～オカンとボクと、時々、オトン～』
に参加、劇中に登場する料理をまとめた
『「料理制作」さんのレシピ帖』（講談社）を出版。
ここ数年は、雑誌の仕事もふえ、
雑誌AERA（朝日新聞出版）では、
古今東西の映画に登場する料理を再現する
「シネマ食堂」を連載、同名の書籍にまとめられました。
現在は、同誌で「セカイのきんぴら」を連載中。
そのほかの著作には、
「ほぼ日手帳」の別冊としてつくった
『ほぼ日のレシピブック』（東京糸井重里事務所）、
『朝ごはんの献立　１２のシーンと
おいしいごはん』
（池田書店）などがあります。

「小林薫さんと、居酒屋ごはん。」
「ばななさんと、おいしいごはん。」
「堺雅人さんと、満腹ごはん。」
「藤原帰一さんと、映画のごはん。」
「清水ミチコさんと、健康ごはん。」
ほぼ日の芋煮会。
ＬＩＦＥ　なんでもない日、おめでとう！　のごはん。
SUPER LIFE MARKET
（書籍『ＬＩＦＥ』『ＬＩＦＥ２』）
かもめとめがねのおいしいごはん。