野菜売り場を見ていたら、
束ねられていない不ぞろいのシソの葉が、
ざくざくビニール袋に入って売られていた。
「飾りじゃないのよ大葉は」と書かれた
ラベルが貼ってあり、「明菜!」と叫びつつ思わず購入。
やられました。おみごとです。

さて、この大量のシソをどうするか。
そういえば、これがアップされている頃、
悪天候で中止になっていなければ、
山中2泊で登山をしている予定である。
その間も冷蔵庫内で持たせるとなると、
漬ける、という手があるが、
以前やってみた大葉の醤油漬けは
うまく使いこなすことができず、もてあました。
では、味噌はどうだろうか。

【材料】
・大葉(シソの葉)
・かつお削り節
・味噌

大葉はたて横に粗くきざみ、
削り節は指でもんでてきとうに細かくし、
味噌とまぜてできあがり。
これの「ネギ味噌」バージョンはたまに作るのだが、
シソは初めてだ。
翌日ご飯にのせて食べてみると、
さすがに生味噌、ちょっと味がとがっている。
方針を変えて熱湯をそそいでみたら、
その瞬間に「あ、成功だ」ということがわかる
いい香りが立ちのぼった。
シソ入りの味噌汁というのはあまりなじみがなかったが、
とてもおいしい。

これは山に持っていって同行者に飲ませたら受けるだろう、
と思ったけど、
いつものように出発ギリギリまで仕事であり、
小分けや包装がめんどうなのでやめた。
では逃げ登ってきます。

2008-09-11-THU
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