佐内正史無料写真展

佐内くんというカメラマンとは、はじめから仕事での出会いだった。
話をしているとき、いつも脚のストレッチをしていたりするのが
新鮮というか、不思議だった。
写真とストレッチには、たぶんなんの関係もないのだろうが、
よくよく考えると、「関係ある」ような気もする。

彼の写真は、若いカメラマンのひとたちに人気がある。
べたつかないやさしさ、とでもいえばいいのだろうか。
「この写真を撮った人とともだちになりたい」
そう思わせるのは、なんのせいなのだろうか。

おじさんのぼくも、このところすっかり
佐内ファンになっている。



さて、今日の写真は、佐内くんの撮影によるものではない。
佐内くんのアシスタントさんがシャッターを押したもの。
だから、珍しく「佐内正史」が映っています。

撮影本番が終わってから記念写真を、
ということになったのですが、
ぼくの経験では、こういうことはあんまりない。
たぶん、広末涼子さんのパワーが、
スタッフに「記念写真」を撮らせたんだと思う。
タモリさんが吉永小百合さんのことを
女神さまのように語るけれど、
その吉永さんから後、そういう女性はしばらく出てない。
広末さんが、久々の、いつまでもそんなふうに語られる人、
なのかもしれない。



そういえば、昨日紹介したアドボード、
もう街に掲示されているようですね。
読者から、お知らせがありました。

『実は昨日、写真の学校の暗室に隠った帰り道
あのポスターを見かけました。
「そうそう、あ−ゆ−感じなんだよな、私の求めてるのは」
そしてあの素敵な色。
佐内さんの写真だったんだって、今朝知って、
鳥肌が立ちました』

暗室って言葉がでてくるし、写真関係の方ですね。
こんな「すてきな色のシャツ着た男」が撮ったんだぜ。

<darling>

佐内さんへの激励や感想などは、
メールの表題に「佐内さんへ」と書いて、
postman@1101.comに送ってください。

1999-10-18-MON

HOME
ホーム


いままでのタイトル

1998-06-06  「俺の車」
1998-08-19  「7月16日」
1998-10-25  佐内正史の写真集が出た!
タイトルは「わからない」だ。
1998-11-06  君は生(なま)サナイを見たか!
1999-05-21  佐内さんがやってきた!
5月半ばのまったりとした午後
1999-06-25  タンタンと
1999-09-17  「週刊プレイボーイ」の33周年キャンペーン その1