ほぼ日手帳 ニュース

販売情報、おすすめ文具の紹介、みなさんから教わった使い方など、手帳チームのメンバーが、日々さまざまな情報をお届けします。

【突撃!隣のほぼ日手帳】
稲崎さんのやること手帳

こんにちは。ほぼ日手帳チームのひらのです。
「ほぼ日手帳ニュース」で2月から続けてきた
【突撃!隣のほぼ日手帳】も、今回が最終回!

ほぼ日手帳チームに所属していなくても、
ほぼ日乗組員みんなが使っている、ほぼ日手帳。
いっしょに働く仲間に「突撃!」してみたら、
同じ会社で働いている同僚でありながら
それぞれに手帳の使い方は違うものだなあと
感心することの多い特集になりました。

さてさて、最終回です。
ぼくが突撃をするのは、
読みものチームのです。
いけぇー、突撃ーっ!!!



稲崎さんの仕事はぼくと同じ、
ほぼ日刊イトイ新聞の読みものの編集や
翌日に更新するコンテンツの
編成をするのがお仕事です。
基本的に「ほぼ日」の読みものチームは
いっしょに仕事をするというよりも
個人での作業が多いのですが、
入社時期が近い稲崎さんとは相談をしたり、
意見を交わしたりすることが多いです。

【手帳に線がいっぱい!】

──:
稲崎さんが「HON」を使っているなあと
前々から知ってはいたんですが、
手帳の中を見せてもらう機会って
まったくなかったなあと。


えっ、なんですか急に。
席でいきなり取材をはじめるスタイルなんですね。
ええと、ぼくの手帳はこんな感じで。



──:
おお、これはすごいや。
横線がいっぱいじゃないですか!
これはつまり、TO DOの管理?


やらなきゃいけないことって
毎日いっぱいあるじゃないですか。
TO DOの管理ってこれまでにも、
チェックボックスを書いてみたり
色分けをしてみたり、
いろいろ試行錯誤はしたんですよ。
でも、結局いきついたのがこの方式です。

──:
つまり、その日にできたことを、
どんどん消していく。


そうです、できたら消すんです。
明日に残したら消さないで、
丸で囲んで目立たせるんですよ。
で、翌日にも同じことを書きます。

──:
おお、その線を消す作業は、
なんだか気持ちがよさそうですね。


「ピッ!」ってね。

──:
できたら完全に消していって、
振り返ることは気にしないんですね。
なにかこう、刀でバッサバッサと斬っていく
野武士みたいでかっこいいじゃないですか。


野武士ってなんすか、「野」はいらないのよ。
武士でいいんですよ、武士で。
ぼくはいま、もっとさわやかになって
後輩から気軽に話しかけられるようになりたい
キャンペーン中なんですから。



──:
新人のみんなにぜひ教えてあげたいですよ、
そのセルフキャンペーン。
この「26周年企画」というのは、
まさにいま、いっしょに進めている
ほぼ日の創刊記念日の企画ですね。
丸で囲まれているから、
まだ取り組んでいる途中だってこともわかりますね。
あの、稲崎さん、ここにある
「髪いつ切る?」ってなんですか、急な問いかけ。


えっへっへ。
仕事のことだけじゃなくて、
考えていることもここに書き出すんですよ。
ぼくは昔から、髪を切りに行くことに
本当に苦手意識があるんですよ。
もうね、面倒で面倒で仕方がなくて。

【苦手を乗り越えるには?】

──:
あ、確かに入社当初は長髪でしたもんね。
この顔アイコンも、だいぶ髪が長いです。
そうか、髪を切ることが苦手な人は
「髪を切る」じゃなくて
問いかけることからはじまるんだ。


そう、徐々に気分を高めるんです。
いきなり髪を切りにはいけません。



──:
でも稲崎さん、最近髪を切ってますよね。
いま見せてもらったページは3月31日でしたけど、
じゃあいったい、どこで切ったんですか。


そうねえ、ちょっと待ってくださいよ。
ほら、ここ見てくださいよ。



──:
「かみ予約」って書いてある。
あれ、でもおかしいな。
丸で囲まれているということは‥‥?


ダメでしたよね、その日は。
その日に予約を取るのは無理でした。
ほんとにね、髪を切るのは面倒だから。

──:
そういうものなんですかね。
ぼくはフラッと切りにいっちゃうけどなぁ。


人にはね、向き不向きってものがあるんです。

──:
むむむ、散髪以外のことは
パーフェクトにこなせているのに。




平野さん、ここですよ、ここ。
4月4日を見てください。
まだ線を書くのを忘れていたんで、
いま、書いていきますね。

──:
おお、その場で書いていただけるんですね。
さあ、急にはじまる
稲崎さんの横線LIVEです。


やった(ピッ!)。
これもやった(ピッ!)。
終わってる(ピーッ!!)。
はい、行きますよ。この「散髪」にね。



──:
ついに、その瞬間が!!



──:
わーっ! 「散髪」も完了!
おめでとうございます。


苦手なことがあってもね、
こうして気分をだんだん上げていけば
自分を追い込むことができるんですよ。

──:
ああ、このテクニックは
だれでも気軽にマネできますよ。
ちなみに「おひるごはん」っていうのが
ぼくと行ったバースデーランチですね。


そうそう(笑)。
ぼくらは、同じ4月3日生まれで
「エイプリルサード」っていうユニットなのに、
誕生日を祝いに行ったのは翌日っていう。

──:
ぼくは覚えていたんですけどね。
会社の近くに「43」っていう
4月3日生まれにぴったりのお店まで
提案したんですから。




なんで忘れちゃったんですかね。
それは手帳に書いていなかったのかなぁ。
えへへへ。

******

同じ職種をしている同僚なら、
自分のほぼ日手帳の使い方と
それほど変わらないんじゃないのかなと思いながら
話をきいてみたのですが、
やっぱり人柄が出るものですね。

ほぼ日にもどんどん新しい仲間が増えているので、
こうして手帳を見せ合う機会があったら
思わぬ発見がまだまだありそうです。

これまでに突撃をした乗組員の手帳も、
こちらのページにまとまっているので、
よろしければチェックしてみてください。
それでは、「ほぼ日手帳ニュース」の
次回の特集にもぜひご期待くださいね。