いちにちひとつ『BRUTUS』から
あんこのお菓子がやってくる!
糸井重里と
きょうのあんこ。

前へ 最初から見る 次へ
 








 
2013/09/13 19:42
さんま前のあんこ。

本日弊社には、
さんまが届いています。
あのピチピチした秋のあれです。

社長、いやまつがった、
大統領は、さんまも大好物。
というか、おいしいものには
目がありません。

20時からの
「さんま寄席まで2週間だヨ!
 ラジオ」
の直前に
さんまを焼いて食べる予定のようです。

しかし、大統領は、
あんこもおろそかにはしません。
もちろん。あん国の大統領ですから。
BRUTUS堂の到来を
いまかいまかとソファーで待ちます。

「寝転がるマハ?」

はい。
裸だったら困ります。
着衣でもスケスケは困りますので、
寝転がるくらいがいいです。

本日、いつもの儀式は慎重に行われます。
なぜならば、嵩が高く、
フタがしまらないからであります。

「シベリアでございます。」


「おお! シベリア。
 好物、好物。」

大統領に、好物ではないあんこは
ございませんが、
重ねてシベリアは好物である、と。
さんま前ではございますが、
すっとハラにおさめます。

ハラにおさめたのち、
さらりと超特急のおはなしなどをし、
シベリアですからね。
わたしも、あの映画は大好きです。
そして、超特急でさんまを焼きに
自宅に戻って行きました。

さて、明日から3連休。
BRUTUS堂の無い3日間、
大統領はどんなあんライフを
送るのでしょうか。
火曜日にその話をきくのもまた
わたくしども、
あん国民のたのしみです。

 



 
2013/09/12 14:36
あんこ菓子ブロマイド11
長命寺『桜もち』

大統領の好物は
桜餅。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■菓子名
 「桜もち」
■店名
 『長命寺』
 お店のサイトはこちら
■特徴
 小豆は北海道産、葉は西伊豆産を使用。
 長命寺は池波正太郎『剣客商売 天魔』に登場。
 桜の葉をはがして食べることを店は推奨。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 






 
2013/09/12 14:35
クマリン?

いつしか、わたくしも
この「あんこの時間」が
たいへん楽しみになってまいりました。
ひとつには、もちろん、
大統領からのおすそ分けです。
しかし、ふたつめはやはり、
大統領があん国にて
現身となっているその姿を
みることができるからでございます。
大統領は常に大統領でいるわけですが、
あんこの時間以外の
大統領の椅子に座っているのは
やっぱり、現身ではないような気配がいたします。
って、まあ設定複雑にして、
どうするっちゅうねん。

さて、今日は、お昼時のあんこの時間です。

本日も伊藤総研さんに
お餅お持ちいただきました。
(とうとう書いてやった!)

本日は桜餅発祥の地からやってきた
桜餅です。

「大統領は、桜餅が好きです。」

おお!

「大統領は、桜餅が好きでもあるけど、
 クマリンの香りが大好き。」

クマリン?
なんだかかわいい。
クマリン?

「この桜餅の香りの成分です。
 あ、だからといってたくさんは
 だめです。
 たくさんのクマリンは毒ですから。」

「大統領は、桜餅が好きとも言えるけど、
 クマリンが好き。
 桜の香りが好きすぎるから、
 クマリンのことも調べたの。」

ほほう。
そう、そして大統領は、
3枚の葉っぱにくるまれた桜餅の
桜の葉をむきます。
うん。バナナっぽい。
まえからおもってたけど、
バナナっぽい。

「大統領は、薔薇科がつくづく好き。
 杏だって、薔薇だって、
 桜だって薔薇科だろ?

 万が一、だれかが
 国を立ち上げるようなことがあれば、
 その傀儡政権の大統領として、
 としてよろこんでその椅子にすわろう。
 そして、大統領がご機嫌麗しく、
 栄耀栄華を極めているという証拠は
 いっぱいの薔薇にしてほしい。」

了解しました。
大統領。
そのときの大統領補佐官的なひとに
このページみてもらいますわ。

 



 
2013/09/11 19:20
あんこ菓子ブロマイド10
大黒屋鎌餅本舗『鎌餅』

やわらかいおもちのお菓子は、
当然ですが
できるだけ早めにいただかないといけません。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■菓子名
 「鎌餅」
■店名
 『大黒屋鎌餅本舗』
■特徴
 鎌で福を刈り入れることを祈願し作られた。
 黒糖が利いた自家製こし餡を使用。
 砂糖を加えたやわらかい餅にもほのかな甘みが。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 







 
2013/09/11 19:19
おもちにつつまれた
黒糖のこしあん

というわけで、
ほんじつのBRUTUS堂は
すこし遅い時刻にいらっしゃいました。

いつの間にやら通例となった
あんこ菓子お受け渡しの儀。
きょうは伊藤総研さんの手から。

背筋を伸ばして、大統領。
風呂敷ひろげて、大統領。
ふたをあけたら、ぽてんとおもち。
そのもち肌に、
うっすらあんこが透けて見えます。

このために京都から届けられた、
「鎌餅」という人気のお菓子でした。
おもちにつつまれた黒糖のこしあん。
見るからにおいしそう。

大統領の話は、
この「鎌餅」の特徴をわかりやすく
周囲に伝えることからはじまると、
「あんこにおける砂糖」
「おもちの個性を女性にたとえるならば」
「自作あんこについて」
「完全な雑談(スカートの長さについて)」
などなど、七色にテーマが展開してゆきます。

「なにか質問は?
 水を向けてくれればもっとしゃべります」
と大統領。
「ありがとうございます。
 十二分でございます」
とBRUTUS堂。

「きょうのあんこ」、終了です。
もう、10日目ですよー。

またあした、よろしくお願いいたします。

 


 
2013/09/11 18:40
白い世界。

取り急ぎ、お伝えします。

ほんじつのあんこは、
白いおもちに包まれたものでした。

白いシャツの大統領。
白い餅。
白いお風呂敷。

なにはともあれ、まずは、
ふわっと包み込むような
白い世界の大統領をご覧ください。

 



 
2013/09/10 16:20
あんこ菓子ブロマイド09
俵屋吉富『雲龍』

お上品!
お得!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■菓子名
 「雲龍」
■店名
 『俵屋吉富』
 お店のサイトはこちら
■特徴
 厳選した大粒の丹波大納言小豆を使用。
 小倉餡と村雨餡を1本ずつ手巻きにする。
 相国寺故山崎大耕師が命名した。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 








 
2013/09/10 16:20
かわいこさんとスカートと
ヘビ。

ちょうどおやつ時、
BRUTUS堂から人が参りました。

あんこの廊下、
略してあん廊をしずしずと歩く
あのひとは?

ああ、あの!
BRUTUSの
「糸井重里特集」でお世話になった
“かわいこさん”こと
編集部の中西さん
最近ご結婚されたとか?


「誰かと思ったら!
 かわいい人じゃないか。
 かわいいだけじゃダメだぞ」

などといい、衝立のむこうから
大統領がずいっと現れる。

受け渡しの儀に続き、
口上が述べられます。

「これ、暗記するんですか?
 みんな暗記してきてるんですか?
 編集の阿部さん、そんなこと
 言ってませんでした!」

と困惑しつつ、
メモをみながら口上を述べる
かわいこさんでありました。

さて、大統領。
この「雲龍」、
たいへん気に入ったようです。
情熱的に「あんこDJ」をしています。
していますが、
あいまに、スカートの短さを
褒めたりもしていました。


「人に大切なことは、
 スカートの短さと、笑顔。」

肝に銘じます。
わたしはもはやスカートの短さに関しては
遠慮をしなければならない年齢と
なってまいりましたので、
笑顔で勝負していきます。
大統領、ありがとうございます。
‥‥としみじみしていたら、
突然、ヘビの落語をはじめました。
ツイッター参照。

おそらく、
その「龍」というところからの連想かと
思われますが、
突然の落語家への豹変。

大統領は落語家でもあったのか‥‥。
いや、今日はその架空の高座にむかって
わたくしは声を張ります。

「いよっ! 大統領!」

 



 
2013/09/09 21:51
あんこ菓子ブロマイド08
かどや『槍かけだんご』

水戸黄門が槍をたてかけたって?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■菓子名
 「槍かけだんご」
■店名
 『かどや』
■特徴
 備長炭で焼いただんごに大納言のこし餡。
 参勤交代の大名行列で賑わった北千住の店。
 槍持ちが槍をたてかけて休んだのが名の由来。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 







 
2013/09/09 21:51
夕方のあんこ。

BRUTUS堂の田島さん、
今日は夕方にあらわれました。

あんこ担当の
長い廊下を先導され、
大統領執務室へ向かいます。
風呂敷につつまれた
桐の箱を手渡し、
互いに礼。
すでに様式が決まってきました。

変化球が2つばかりきたあとの
あんこのお菓子は、
ベーシックにおだんご。
桐の箱におだんごが1本。

水戸黄門が槍をたてかけた松が
あるとかないとかのお寺のそばにあるらしい。
かつては街の名物のような
昭和なたたずまいのお店だったそうですが、
数年前に建て替えられたそう。

しかし、あん国大統領は、
だんご一本で大丈夫なのだろうか‥‥
という危惧を感じなくもなかった。
なにせ、変化球の過去。
しかし、大統領は、
とても満足をしたようであった。

きけば、週末にもたっぷりと
あんこを堪能したのだそうだ。
本当に、あんこに対して勤勉な大統領は、
今週末もあんこを煮たそうだ。
「日曜日は、オレがあんこを煮る日でさ。」
と、自然に発言をしていたのだが、
大統領は、そんなに頻繁にあんこを?
「あんこを煮る日」
そうあらかじめ決めている日がある、
ということがわかりました。

前へ 最初から見る

 

ほぼ日ホームへ