12月22日の日曜日に開催された
「くまおとクリスマス・イヴ・イヴ・イヴ会」は、
ゆるゆるとした、たのしい会になりました。

こんにちは、ほぼ日の大高です。

毎週月曜日と木曜日に連載している「くまお」は、
小学5年生の女の子・あーちんが描く4コマ漫画。
2012年9月の連載開始以来、
たくさんの方に読まれている人気コンテンツです。


▲くまおとあーちん。

このたび、連載をまとめた★『くまお はじまりの本』
11月21日(木)に、ほぼ日ストアで先行発売されました。
そして、12月20日(金)からは、
Amazonや楽天などのネット書店と
ほぼ日ブックスの取り扱いのある全国の書店で、
一般発売もスタートしています。

この一般発売のお祝いとして、
12月22日の日曜日に
「くまおとクリスマス・イヴ・イヴ・イヴ会」という
ささやかなイベントを行いました。
朝の10時から12時の2時間だけのイベントで、
渋谷区神山町にある本屋さん、
「SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS」
(通称「SPBS」)で開催しました。
とてもたのしい会になったので、
レポートさせていただきますね。

イベント当日の22日は、
8時半から設営をスタート。
本を並べたり、ポップやパネルを飾りつけたり。



あーちんにはその場でくまおを描いてもらったりして
SPBSの一画がくまおでいっぱいになりましたよー。



まずは、外から見たところ。
なんだか、にぎやかな雰囲気になりました。



「くまお」の文字と、両手をあげているくまおが
「いらっしゃーい」とみなさまをお迎えします。



さきほど、あーちんが描いていたくまおです!
もともと金色の額が描いてあったところに、
くまおを描き加えました。



この黒板の文字と絵を描いたのも
もちろん、あーちん。
「『ま』がむずかしいんだよねー」と言いながらも、
仕上がりはばっちりです。



中に入ると、目に飛び込んでくるのは
『くまお はじまりの本』。
表紙のきみどり色がまぶしい!



こちらは、「あーちんが好きな本コーナー」。
『からだにおいしい 野菜の便利帳』
『からだにおいしい フルーツの便利帳』
『アラマタ大事典』『毎日新聞』など、
食べることが大好きで、
好奇心旺盛なあーちんらしい本ばかり。
あーちんが尊敬するマンガ家のひとり、
藤子・F・不二雄先生の代表作『ドラえもん』
ありました。
ちなみに、『くまお はじまりの本』には
「藤子・F・不二雄ミュージアムに行ってきたよ!」という
描き下ろしのレポートマンガが収録されているんですよ。



「ほぼ日ブックスおすすめコーナー」もつくりました。



SPBSの出入り口はガラスなので、
中のようすを外から見ることができます。
歩いている人にも見えるように、
メインパネルはドドーンと大きくしました。



こちらは、原画のコーナー。
あーちんの原画で、機会があれば
ぜひ見ていただきたいのが裏側。
裏側ににじんだペンの色が、なんともすてきなんですよ。



クリスマスリースも、あーちんに描いてもらいました。
フルーツいっぱいの、カラフルでたのしいリースです。



クッキー屋さんを営むあーちんのお母さんが、
この日のためにつくってくれた
特製の「くまおクッキー」。表情は3種類あって、
どれも食べるのがもったいないくらい、かわいいです。



10時の開店と同時に、
2名のお客さまがご来店してくださいました!



あーちん、さっそくサインを描くことに。



いつもマンガの彩色につかっている
「コピック」をつかった、
スペシャルバージョンのサインだ!



徐々に人が増えてきて、
にぎやかになってきました。



実はあーちん、知り合い以外のファンの方と
ふれあうのはこの日がはじめて。
けれども、人見知りをほとんどしないあーちんは、
お客さんとたのしそうにおしゃべりしていました。
さすがだなぁー。



遊びに来てくれた方々も、
いつもほぼ日で「くまお」を読んでくれているからか、
まるで知り合いの子と話すように、
フレンドリーに、たのしくおしゃべりしていました。



あーちんとおしゃべりしたあとは、
店内にある本を見てまわり、
気になった本を手にとってパラパラしている方も。
SPBSにある本って、
スタッフさんが厳選しているラインナップだからか、
つい手にとってしまいたくなるんですよね。



お母さまといっしょに、
こんなに小さな子も来てくれました。
文字が読めるようになるまでは、
お母さんに読んでもらってね。



11時を過ぎると、
入り口付近にはかなりお客さんが。



お客さんに囲まれていても、
あーちんはカメラを見つけてポーズ!



ここでサプライズゲスト!
あーちんが通っていた保育園の先生がご来店されました!
これには、あーちんもびっくり。
久しぶりに先生に会えて、とってもうれしそうでした。



そして、そして、
もうすぐ12時になろうとしているころに
「ブタフィーヌさん」の作者、
たかしまてつをさんの姿が!
「ブタフィーヌさん」のファンだったあーちん、
たかしまさんとは対談や共同制作を通じて
とっても仲良くなったんです。
たかしまさんは、以前、
あーちんがほぼ日の社内で1日中サインを書いていたときも
応援にかけつけてくださいました
「書店の発売、おめでとう!」と
たかしまさんがプレゼントしてくれたのは、
なんとハム。



「えー、うそー!
 どうしよう、すっごいうれしいよ!」と
あーちんはハムを持って、しばし興奮していました。

12時をまわったところで、イベントは終わりに。
遊びにきてくれたたくさんの人たちと話をしたり、
サインを書いたりしたあーちん。
今日はどうだった?



「とってもたのしかった!
 またやりたいなー」

わたしたちも、
遊びにきてくれた方々とお話ししたりして、
とてもたのしいひとときを過ごせました。
来ていただいたみなさま、
ほんとうにありがとうございました。

次回のあーちんとのイベントは未定ですが、
また企画したいと考えていますので、
その際は、ぜひお越しくださいね。
あーちんの世界がぎゅっとつまった
『くまお はじまり本』も、
どうぞ、読んでみてください!

『くまお はじまりの本』

連載100話に、
SANKEI EXPRESSに掲載された1話を加えた
全101話の四コママンガを収録。
「藤子・F・不二雄ミュージアム」に
訪問したときのレポートは、
あーちんの描き下ろしのイラストだけでなく、
『未来ちゃん』などで知られる川島小鳥さんに
撮影してもらいました。
あーちんの制作秘話も4ページ分収録しました。

著者:あーちん
発行:東京糸井重里事務所
定価:1260円(税込・配送料別)
ページ数:128ページ

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