とても貧乏だった学生時代、バイトに向かうバスの窓から外を眺めていたら、大きなビルの壁一面に、「お金ちょうだい」と書かれたたくさんの長い垂れ幕が。びっくりして見直したら「お盆ちょうちん」大きな仏具屋さんでした。ちょっと泣きそうになりました。(今はお風呂付きの部屋)
信号待ちのバスの中から「あした金持」という名前の店が見えた。「すぐに」でもなく「いずれ」でもなく、「あした」という微妙な近未来に希望を感じさせるな〜。それにしても何の店だろう‥‥。青信号になって発進したバスの窓からはっきり見えたのは、「あしだ金物」だった。(その正体はかなもの屋さん)
旅行会社に勤めています。お客様にお送りするヨーロッパのパンフレットをぺらぺら見ていたら、「イタリア禁断の旅」というタイトルのツアーが!禁断だなんて、カトリックの国で一体何をするの!と高鳴る胸を押さえつつよく見たら、「イタリア縦断の旅」でした。(アモーレミオ)
うちの父の車に乗っていたときのこと。後部座席からぼんやりとナビを見つめていたらリモコンのボタンに「バーベキュー」の文字。え?ナビにバーベキューモード?全国のバーべキュースポットでも教えてくれるのか?と思ったら「バードビュー」だった。あー鳥瞰ね。(アウトドア王様)
バス通勤でのこと。朝は眠いので、ボォっと外を眺めていると、倉庫の壁に「たばこのはな」と書いてあった。へぇ‥‥どんな花だろう?明日は注意して見てみようと思った。翌日気合を入れて壁を見ると「たばこのむな」だった。まぁ、そこは化学会社の倉庫なので納得。(火事はこわいよ)
雨の中、車を運転していました。信号渋滞で停車していたとき、前のタクシーに何かステッカーが貼ってあるのに気づきました。そこには「地球一やさしいタクシー」と書いてありました。すごい〜。地球規模だ。地球儀の上を小さいタクシーが走る姿が頭に浮かびました。よく見たら、「地域一やさしいタクシー」でした。地球タクシー号の楽しい夢は10秒で終わりました。(しょうじ)
早朝から仕事が忙しく、いい加減、目が疲れてきた夜中に手に取った企画書。「○○プロジェクト(笑)」「(笑)」!?冗談!?‥‥「(案)」でした。そりゃそうですよね。(寒い人間)
昔、勤めていた会社にて。部長が書類を見ながら、私の先輩に、「おい、この石井修というのは、誰なんだ?」「え?なんのことでしょう?」先輩は、提出書類に「研修」と書いて提出したのですが‥‥。(さっちい)
夫と買い物に出かけた。下着コーナーでなにやら見ていた夫。「これカッコイイな」指差したのは、ぴったりフィットするタイプの下着。「ボクサータイプ」ってさっと思いつかなくて、私はラベルを覗き込みました。「‥‥ふ〜ん。プリントス?ブリーフとトランクスの間みたいだから?」夫は目が点。よく見ると、「プリント入り」でした。新しい名称を発案してしまった。(るる)
郵便局に年賀状を買いに行った時の事です。私が並んだ隣の窓口に大きく「郵便物の下着はこの窓口にお申し出ください」と書いてあったので「民営化に向けて下着の通販でも始めたのかなあ」と思いながら待っていました。いざ自分の番がまわって来て近くでそれを見ると「郵便物の不着はこの窓口にお申し出ください」書いてありました。(やっぱり赤は勝負パンツ)
会社で二徹目の夜、ぼーっとした頭で夜食を求めてコンビニに出かけた時のこと。私「この『サウサゲ』って何?知ってる?」同僚「‥‥ソーセージだよ?」どう見てもソーセージにしか見えないものの袋には「SAUSAGE」と大書してあったんですが。どうもローマ字っぽく見えるんですな。これが。(蒙昧弁当)
先ほど読みまつがえました。ボケーっとニュースサイトを見ていたら、「シャラポアが4回転へ」という見出しを発見。いつの間にフィギュアスケーターに?飛べるの?安藤美姫に対抗するため?とか一気に疑問が沸いたのでよく見ると、「シャラポアが4回戦へ」でした。オリンピック直前、全豪オープン中のできごとでした。(あっく)
近所の教会では日曜の説教の演題のようなものを外に貼り出してあるのですが、ある日の夕方うす暗がりの中で、「おたくは見捨てない」に驚きました。「オタクは見捨てない」って、最後はオタクに頼れってこと?オタクってもうキリスト教的にも市民権を得たどころか、むしろめちゃくちゃ信頼されてる?近づいて見ると、「わたしは見捨てない」でした。(迷えるまつがい)
東ヨーロッパに出張したとき、ガソリンスタンドに軒並み「印」の看板が出ており、「中国系の石油会社かなー」と思っていましたが、給油の時に良く見たら、「EP」という石油会社のロゴでした。(なな)
|