いつもくちびるに、季節の風とラブソングを。
こんにちは、恋歌くちずさみ委員会です。

あまずっぱい企画は、とっても好評!
たーくさんの、おたよりがとどいています。
みなさんの、
たいせつなたいせつな思い出の「恋歌」、
どんどん紹介していきますね。
なのでどしどし、おたより(メール)くださーい!

もっと楽しくて幸せを感じる
恋愛をしてもいいんだ
(投稿者・太田裕美)
『FUN X 4』
 大滝詠一

 1981年(昭和56年)
 アルバム
 『A LONG VACATION』収録曲
 

My恋歌ポイント

 もし君がぼくのように
 楽しみを四倍にしたいと言うのなら
 月に 吠えるのさ

心が浮き立つような軽快なテンポに
ハッピーな恋をして成就させた青年の歌が
当時、彼氏に尽くすだけの苦しい恋愛をしていた
私の目を覚まさせてくれました。

都合のいい、なんでも言うことを聞く
女でいることが、自分のためにならない、
もっと楽しくて幸せを感じる恋愛をしてもいいんだと思い、
4年つきあってたその彼氏と別れました。

この歌の青年が愛した女性のようになりたい、
という目標があったので未練はまったく無し!
数年後、今の旦那と知り合い、
三つき目にウェディングベル‥‥
はなりませんでしたが、結婚しました。

この曲を聴くと自分磨きに励んでいた
ハッピーなころの自分を思い出します。
今は穏やかな幸せに包まれてます。

このコーナーでは、
切ない恋の場面に、切ない恋歌が重なる、
というパターンの投稿が多いのですけれど、
この投稿はまったく逆。
明るく軽快な歌に、苦しい恋を捨てて
「この歌のような恋を!」と決心。
なんだか、読んでいてスカッとした投稿でした。

ちなみに
「三つき目にウェディングベル」というのは
『FUN X 4』の歌詞を引用しています。
そして、この『FUN X 4』は、
『君は天然色』、『恋するカレン』に続き、
アルバム『A LONG VACATION』から
3曲目となる登場です。

さすが、日本のポップ史に残る名盤。
長くこのコーナーを続けていけば
いつかアルバム全曲登場もあるかも?

ああ、この曲かー!
♪だんびどぅびどぅびどぅびだんだん♪
かーっ!!
大滝さんのアルバムをちゃんと聞いてないぼくは
いまさら聞いて、
よく知っている曲だと気付きました。
(いつの間にか、聞いてたんだねえ。)
そして『FUN X 4』って
four times fun、なのですね。
あれだよね、すっごく、
とんとん拍子な歌詞!

しかし不思議なのは(すげえ、の意)
曲を聴いて決意して
「未練はまったく無し!」
という、(太田裕美)さんですよ。
すでに未練もなく自分のなかでは切ってたんだけど
たまたまこの曲がトリガーになったってことかなあ。
いやはや女の子ってすごい。
ついでに(太田裕美)というペンネームもすごい。
大滝さんつながりですね、これも。

「♪散歩しない」という歌詞の部分を
太田裕美さんが歌っているんですよね。
ハッピーなハッピーな曲です。
とんとん拍子のラブソング。
なっつかしいなぁ、リリース時ぼくは19でした。
そのころ誕生したばかりのシステム
「貸しレコード屋」でバイトをしながら
まいにちこの「ロンバケ」を聴いていました。
ジャケットがまたかっこよくてハッピーで。

シンプルでナイスな投稿をありがとうございます、
(太田裕美)さん。
「いろいろありましたが今は幸せです」
というタイプの投稿がぼくは大好きです。
なんで好きなんでしょう‥‥ゆるぎがないからかな?

知らなかったです、この歌。
(大滝詠一さんが自分の恋歌史から
 抜けていることに気づきました。
 これから委員会メンバーに
 教えてもらいながら聴きます)
すごく明るい
スコンと抜けた気分になりますね。
この歌を恋愛の最後に聞けたら
トンネルを抜けられるのもわかる気がします。

人とつきあうことって、
たのしくても、やっぱりどこかすごく
がまんしていたり耐えているところが
あるんですよね。
そこに最後の数年は気づかなくて
「なんでこんなに暗くなってるんだろう自分は」
ということがあったりします。

手を引くように
明るい方向を指し示してくれるもの。
それが、この歌だったなんてすごいなぁ。

年を重ねるといつのまにか、
自分自身も、明るい方向を
指し示すことができるようになっていたりします。
自分が自分の明るい方向になれる。
いろいろあるけど、今は幸せ。
イエス!! です。

それではまた土曜に。
今度はどんなおたよりかなぁ‥‥。

2012-02-22-WED

最新のページへ
感想をおくる ツイートする ほぼ日ホームへ
(C) HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN