もくじ
第1回ヒッチハイクの動機 2016-12-06-Tue
第2回ナンパに似ているヒッチハイク? 2016-12-06-Tue
第3回ヒッチハイクの醍醐味 2016-12-06-Tue
第4回死にかけた広島での夜 2016-12-06-Tue
第5回今度は助ける側へ 2016-12-06-Tue

群馬県出身の大学3年生。
人見知りの克服のために、荒療治にでる。
ヒッチハイクである。
そこからヒッチハイクは2回行う。
1回失敗。1回成功。
そんな僕のヒッチハイクのススメを書きました。

ヒッチハイクのススメ

ヒッチハイクのススメ

担当・けみくん

この文章は、ヒッチハイクを、さもすごいことのように言っていますが、
色んな方の力を借りて、全国各地を移動しているだけです。
他人に頼りっぱなしの旅です。
色んな方に迷惑かけてばかりの旅でした。
ヒッチハイクはすごくないです。
助けてもらってるだけです。
でも、ヒッチハイクは学べることばかりです。

このヒッチハイクの話は、大学生がかっこつけて語っています。
それをご容赦いただき、ご覧ください。

こんにちは。
大学3年生のけみくんと申します。
僕は、今年、変化の年でした。
人生で初めて彼女ができたり、「ほぼ日の塾」に合格したり、
インターンシップにも挑戦しました。
なぜ、変化の年になったのか。
それは、今年ヒッチハイクをしたからです。
ヒッチハイクしたおかげで、
全てが変わりました。
若い人には、もちろん、読んでもらいたいですが、
子供を持つ親御さんにも読んでもらいたいです。
よく言うじゃないですか、
「可愛い子には旅をさせよ」って。
それの現代版がヒッチハイクです。

色んなことのきっかけになるヒッチハイクをどうぞ。

第1回 ヒッチハイクの動機

僕は、今年3月、友達と一緒に
群馬→広島のヒッチハイクをしました。

ヒッチハイクをした理由は、人見知りを治したかった。
僕の人見知りは、自分の中では結構問題で、
仲良くなりたい人がいても、うまく話しかけられない。
そんな自分が嫌でした。
男の子に人見知りのするくらいなので、
女の子になんか話しかけることはできなかった。
でも、昔は人見知りではなく、活発なサッカー少年。
クラスでもお調子者で、人見知りとは程遠い人間だったのに……。
中学2年生くらいから思春期をむかえ、他人の目が気になり、
自分に自信がなくなり、内向的になり、人見知りに。

今、思うと他人の目が気になりそうなことは
ニキビができたことくらいなのに。
でも、そんな小さなことがきっかけで、
人見知りになってしまいました。

別に、それが悪いとかではないけど、
色んな人と仲良くなって、
色んな人を楽しませられる人になりたい。

話しかけられるのを待っているのではなく、
自分から話しかけにいく人間になりたいと思っていました。
そう思いながら、大学へ上がり、
あっという間に大学2年生が終わってしまった。
このまま大学を卒業しそうだなと諦めかけて春休みを迎えて、
そんな大学2年生と3年生の間の春休みに、
Kという友達からLINEで旅行の提案が来ました。

K「ねぇ、ヒッチハイクしない?」

このLINEを見たとき、これはチャンスだと思った。
これは行くしかない。
今までヒッチハイクなんてやろうとも思ったことないけど、
このままダラダラしても、
理想の自分になれないだろう。
荒療治かもしれないけど、
挑戦してみよう。

そう思って、行くことを了承した。

しかし、結果からいうと、失敗。
広島までヒッチハイクをしたと書いたが、目的地は福岡でした。
その福岡に向かう途中の広島で体調を崩し、新幹線で帰りました。

一方、一緒にいったKくんは、
僕が帰った後もヒッチハイクを続け、
群馬→長崎、長崎→群馬の往復ヒッチハイクを成し遂げました。

自分の結果だけ見ると、失敗。
でも、ヒッチハイクに挑戦してよかったです。

ヒッチハイクに挑戦したから、人生で初めて彼女ができた。
ヒッチハイクに挑戦したから、
応募者千人近くの「ほぼ日の塾」に合格できた。
ヒッチハイクに挑戦したから、インターンシップに合格することができた。

言い過ぎだと思いますか?

でも、自分の中では、それくらいヒッチハイクの影響力が大きいです。

いや。ヒッチハイクをしたから、色々なことできたのではない。
ヒッチハイクを通して身についた考えや行動が
挑戦する手助けをしてくれたんです。

そんなヒッチハイクの魅力について語ります。

第2回 ナンパに似ているヒッチハイク?