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アーカイブ 2018/02/11
 
レシピその312
サラミチョコ〜友人のプレゼント〜


クリスマス名物のパネットーネや、
パンドーロの時期が終わり、
カーニバルのお菓子が
ところせましと並びはじめました。
とはいえ、店の棚のはしの方には、
まだまだ見つかるクリスマスの味。
値下げの恩恵にも授かり、
甘いものが大好き夫婦の私たちは、
朝食のブリオッシュの代わりに
パネットーネやパンドーロといった
季節外れの味を楽しんでおります。

さて、いまの時期、友人との会話には、
去年のクリスマスの話題もよくでます。
家族でどのように過ごしたか
何を食べたかといった話がメインですが、
あるとき、プレゼントの話になり、
感心したことがありました。
それは友人が姪にあげたプレゼントです。
友人の姪は働きながら、
教会のボランティアをこなし、
その上、伯母である友人を支えています。
友人がそんな姪にプレゼントした物は、お掃除券。
プロの出張お手伝いさん2日間分です。
姪の家もクリスマスは、
子どもたちが集まるので、
家中の掃除をするだろう、
その姪の負担を少しでも軽減してあげたい
と思ったそうです。
姪の日常をよく分かっている
伯母からの心がこもったプレゼントです。
そのプレゼントはうれしいですよねえ。
私ももらいたいなあ‥‥なんて、
もう今年のクリスマスプレゼントに
気持ちが飛んでいます。

そうそう、もうすぐバレンタイン。
日本ではチョコレートですね。
今回ご紹介するレシピは、
北イタリアの伝統菓子、サラミチョコです。
一見、サラミのように見えるチョコレートです。
簡単に作れますので、
大きさや中に入れるものそしてパッケージ、
いろいろな演出で楽しんで下さいね。


サラミチョコ

■材料(小4本分、大1本分)

ブラックチョコ:130g
クッキー:50g
※甘みの少ないシンプルなクッキーを。
乾燥ラズベリー、ナッツ:50g
タマゴ:1個
バター:75g
砂糖:40〜50g
コーンスターチ:適量
クッキングペーパー
肉ロースト用のひも



■作り方

(1)チョコレートを刻む。



(2)湯煎にかける。



(3)かき混ぜながらとかす。
溶けたら火からおろしておく。



(4)タマゴはかき混ぜ、
クッキーは好みの大きさに潰す。



(5)常温にしておいたバターを
ボールに2度に分けて入れ、
砂糖を入れて撹拌する。



(6)タマゴを数回に分けて入れながら
撹拌する。



(7)チョコレートを
もう一度湯煎にかけてよくかき混ぜて、
それをボールに入れて、さらにかき混ぜる。



(8)砕いたクッキーと
ナッツ類を入れてかき混ぜる。



(9)全体をよく混ぜる。



(10)サラミより大きく切ったクッキングペーパーの上に
4分の1の分量をのせる。



(11)クッキングペーパーの両端を持って
トントンと軽く叩いて空気を抜く。



(12)海苔巻きのように丸める。
両端はキャラメル包みにする。



(13)冷蔵庫で一晩冷やす。



(14)サラミのように紐掛けする。



(14)入れ物にコーンスターチを入れて
全体にかかるようにふる。



ラベルを付けるとさらにサラミのようになりますね。
ラム酒などを加えると大人味になって
また違った素敵な味になります。
Buon appetito!


 
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