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アーカイブ 2014/04/20
 
レシピその218
ニョッキ マレファッティ
〜ミラノの国際家具見本市〜


「サローネ」という国際家具見本市で
にぎわっているミラノです。
「サローネ」開催中は、
ふだんよりも強く日本人である誇りを
肌で感じる時期です。
今年、夫はふたつのグループ展に参加していますが、
そのひとつ、「つつむ展」をご紹介します。
「つつむ展」は日本の和紙を紹介し、
デザイナーやアーティストの
和紙を使った作品を展示しています。

和紙づくりの職人と、
そこに新しい感覚を吹き込むデザイナーと、
多角面から検討し、
実現に結びつける建築家が参加しています。
それでは会場のようすをご紹介しましょう。


▲会場近くのドーモ前で展覧会の宣伝する、
 デザイナー3人娘(?)。



▲和紙の作品に触れることもできます。
 来場者はより日本文化に
 興味を深く持ってくれます。



▲和紙ならではの伝統的な作品群。


▲新しい感覚の作品群。


▲ただ見学するだけではなく、
 参加できる楽しい催しもあります。



日本人として誇る文化を守り抜こうとする人たちが、
消えかかっている伝統文化を
世界に発信するために力を出しきります。
そして、今回、全てのもの作りの人を
結びつけているのが、
京女の肝っ玉かあさん、加藤さんです。
彼女や彼女を支えるご主人こそが
「人の和を創る」
もの作りの人だと思います。


▲加藤さん(後列中央・白い着物)と、
 ご主人(後列右から7人目・着物と眼鏡)。


彼女の情熱的な活動は、
私の琴線に深く触れます。
この展覧会のきっかけを作った人たちと
実現にむけて動く人たちの、
触れ合いからうまれる
魂の交流と新しい絆‥‥。
さて、私のできることは?
自問自答する前に体が自然に動いたのは、
料理でおもてなしすることでした。
みんながおいしそうに食べてくれることは
私にとって大きな喜びです。

さて、今回ご紹介するメニューは
ニョッキ マレファッティです。
春のイラクサをたくさんいただきました。
昔、よもぎをつんできて
お団子をつくってくれた母を思い出します。

ほうれん草でつくってもおいしいです。
忙しいときに一息つける自然の味です。
どうぞお試しくださいね。
展覧会でばたばたしているときに
作りましたので、
冷蔵庫の物の総出演です。
みなさんも冷蔵庫の掃除をしながら、
お楽しみくださいね。


ニョッキ マレファッティ

■材料(4人分)

□イラクサのピューレの材料

イラクサ:200g(ゆでた後の分量)
卵:全卵3個
卵黄:1個
塩:少々




☆下準備

・イラクサをやわらかくなるまでゆでた後、
水分をとって、大まかに刻んでおく。



・イラクサと卵黄と塩を入れて、
フードプロセッサーでピューレ状にする。



・卵を入れ、もう一度混ぜる。




□ニョッキの材料

リコッタ:200g
イラクサピューレ:大さじ5
半粒粉:大さじ5
粉チーズ:大さじ5
塩、コショウ:適量




□冷蔵庫の棚卸しミートソースの材料

ターキーと小牛の合挽き:400g
生ハムの端っこ、ロースハム、
鶏肉のトマト煮:80g
ブイヨン:200cc(今回は鶏のブイヨン)
ニンジン、タマネギ、セロリ、イタリアンパセリ:各1
粉チーズ:適量
ニンニク:1個
コショウ:適量
白ワイン:200cc
香草、塩:適量
オリーブオイル:大さじ5


☆下準備

・ハムや鶏肉はサイコロ切りにして、
 フードプロセッサーで細かくする。
・ブイヨンでブロードをつくる。
・ニンニクは芯を取ってつぶす。
・野菜はよく洗い、大きい物は半分にする。




■作り方

(1)まず、冷蔵庫の棚卸しミートソースをつくる。
鍋にオリーブオイルとニンニクを入れて火にかけ、
ニンニクの香りが出始めたら肉系を全て入れる。



(2)肉に火が通ったら、白ワインを入れる。



(3)アルコール分を飛ばして
弱火にして、野菜類を入れる。



(4)少し煮詰まってきたら
香草と塩、コショウを入れ、
フタをして弱火で煮る。



(5)ソースを作っている間にニョッキを作る。
リコッタをほぐして、
好みの分量のイラクサピューレを入れてかき混ぜる。



(6)粉チーズを入れる。



(7)塩少々を入れてかき混ぜる。



(8)好みのかたさになるまで
半粒粉を入れてかき混ぜ、
冷蔵庫でしばらく休ませる。



(9)ミートソースの水分がなくなったら
ブイヨンを入れ、フタをして弱火で煮る。
このあたりで、ニョッキ用の塩入りのお湯を
沸かしはじめる。



(10)粉チーズを入れる。
※写真は粉チーズではなくて、
 グラノパダーノというチーズ。
 冷蔵庫から出てきたので
 粉チーズの代わりにしました。




(11)水分がなくなったら、
ブイヨンを足しながら30分くらい煮て、
液体が透明になってきたら
ミートソースのできあがり。



(12)ニョッキの材料を絞り袋に入れ、
絞って、適当な長さで切りながらゆでる。



(13)絞り器がないときは、
手で細長く成型してもよい。
その場合は小麦粉をつけながら成型する。



(14)ニョッキをゆでる。
上にあがってきて数分たったらできあがり。



(15)ゆで上がったニョッキを
ソースの方に入れて火にかけて
軽く混ぜ合わせる。



はい、できあがりです。
お好みで粉チーズをかけて
召し上がってくださいね。

BUON APPETITO!



 
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