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アーカイブ 2012/12/02
 
レシピその183
コーンフレーク クッキー〜クリスマス前のバザー〜


12月に入ると気持ちはクリスマスにむかっています。
特に主婦はクリスマスのメニューや
どこの家でパーティをするか、
プレゼントは何にするかなどを考えはじめます。

この時期、街の中では慈善バザーがたくさん行われ、
主婦達の手作りの品が並びます。
私もこの機会に手のぬくもりを感じる物を
クリスマスプレゼント用に買いに行きます。
このバザーは教会関係のものが多く、
収益金はボランティアの会の運営費にあてられたり、
私たちより少し恵まれない家族や子供達のために
つかわれることがほとんどです。

同じアパートメントの住人であるザニーニさんも
この時期は課外学校のボランティアの仲間達と
テーブルセンター、サンタに用意する靴下など、
手作り品を作って参加します。



私たちのボランティア「ミンマ会」も
例年のごとくドルチェを作り、
地区の教会の中庭で販売しました。
日本人グループはミンマからの要望で
毎年 、クッキーを作ります。
朝食用、ブレイクタイム用、
日本の味の抹茶クッキーやおからクッキー、
身体にやさしいクッキーなど、
私達ならではの日本とイタリアの味が
楽しめるクッキーが人気です。


▲2台の大型オーブンをフルに使った
 皆の力の集大成です。
 「ほぼ日」で紹介されていたごまスティックも
 イタリア人に好評なので作りました。


販売当日の様子です。


▲日曜日、朝のミサを終わるのを教会中庭で待ちます。
 右から2番目がミンマです。



▲ボランティアが手作りしたドルチェが
 たくさん集まりました。



▲素材を詳細に記載しているので、
 アレルギーの方も安心して買うことができます。



▲午前中2回のミサで完売です。
 ミンマの微笑む顔を見て、
 私たちも「今年も元気で参加できた」という充実感を
 味わいました。


さて、今回ご紹介するレシピは、
コーンフレーク クッキーです。
チョコチップ入りのものと、
ドライフルーツ入りのものを2種作りました。
入れる具は自分の好みにアレンジして
楽しんでくださいね。

コーンフレーク クッキー

■材料

コーンフレーク:120g
バター:100g
コーン油:100g
卵:2個
カムット小麦粉:250g
きび砂糖:150g
ベーキングパウダー:小さじ1
重曹:小さじ半分
塩:少々
ブラックチョコチップ:100g
ドライフルーツミックスとカボチャ種:100g


※上の写真には卵がぬけています。すみません。


☆下準備

・それぞれの材料をはかる。




■作り方

(1)ボールにコーンフレークを入れて、
とかしバターを入れる。



(2)すぐにコーン油を加え、
手でコーンフレークを割りながら混ぜる。



(3)砂糖を加えながら混ぜる。



(4)といた卵を入れて混ぜる。



(5)ベーキングパウダー、重曹、塩をあわせ、
ざるでこしながら小麦粉に入れる。



(6)ヘラでざっくりと混ぜる。



(7)生地をチョコチップ入り用と、
ドライフルーツ入り用の2つに分ける。



(8)片方にチョコチップを入れて混ぜる。



(9)もう一つにドライフルーツとカボチャ種を入れ、
混ぜる。



(10)ラップに包んで棒状にし、
冷蔵庫で15分生地を休ませる。
オーブンを180度にあたためはじめる。



(11)休ませた生地に筋を入れる。



(12)小分けした生地をひとつずつ手に取り、
丸めてボールを作り、鉄板に並べ、
それをつぶして形を作る。



(13)大きいクッキーなので、
オーブンによっては途中で場所替えをしながら、
180度で10分くらい焼く。



(14)ドライフルーツの方も同じ要領で焼く。



(15)焼き上がりました。



今回はバターとコーン油で作りましたが、
コーン油を使わずに、
バターを倍にして濃厚な味にしたり、
お好みのナッツや種を入れて楽しんでみてくださいね。

BUON APETTITO!


 
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