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アーカイブ 2009/06/14
 
レシピその93
リコッタとバジリコペーストのショートパスタ
〜公園の木〜


毎日、犬といっしょに公園に行っています。
そこでは顔なじみの犬仲間はもちろんのこと、
いろいろな方との出会いがあります。

先日、ベンチに座っていると
あまり見かけたことのない老夫婦が
ときどき立ち止まりながら
ゆっくりとこちらに向かって歩いてきました。
軽くあいさつを交わすと、
おじいさんに
「今年、この公園に
 50本の木が植えられたことをご存知ですか?」
と訊かれました。
「どこにそんなにたくさん植えたのかしら?」
と周りを見ていると、
「ほら、そこの木も、新しく植えられたものですよ。
 でも、50本では、まだまだ足りないね」
と言いました。
「そんなに木を植えて、
 これ以上、この公園に木が増えたら、
 将来、公園ではなくて、森になってしまわないか?」
と質問すると、
「来年はあそこに並べて植えて欲しいのだよ」と
ある方向を指さしました。
彼が指さす先には、
公園の中央にある小高い場所に通じる道で、
すでに道の片側には新しい木が植えられています。
その向い側にも木が並んだら、
それはそれは素敵な並木道になります。
老夫婦はその並木道をゆっくりと散歩する、
自分たちの姿をイメージしているようでした。

私は、足をケガして以来、
足下ばかりを見ていた自分に気がつきました。
そろそろ、この老夫婦のように
顔をあげて遠くを見て歩いてみよう、
ときどきは、将来の風景をイメージしながら、
視線を遠くに飛ばしてみよう‥‥と思いました。

「目を強く見開き、遠くの景色を観る」
すると、今まで見えなかったものが視界に入ってきます。
目の前の世界を
すべて見通せるような気分になるほどです。
青い空、緑の木、そして木が作り出す憩いの木陰。
遠くを見るために、いつもと視線の角度を変えると、
自然に背筋もしゃんと伸びます。
これはよいおまけです。

さて、今回ご紹介するお料理は
リコッタとズッキーニのパスタです。
時間がないときにも作れ、
家族からも大好評だったと
友人が教えてくれたものです。
緑の色があざやかです。
どうぞお試しになってくださいね。

リコッタとバジリコペーストの
ショートパスタ


■材料(2〜4人分)

リコッタ:100g
バジリコペースト:大さじ2
ズッキーニ:200〜250g
オリーブオイル:大さじ2
ショートパスタ:100g
塩:適量



☆下準備
・ズッキーニは薄切りにする。



■作り方

(1)塩を入れたお湯でパスタをゆで始める。
(今回のパスタは11分ゆでるものを使用)



(2)フライパンにオリーブオイルを入れ、
あたたまったらズッキーニを入れて軽く炒める。
火が通ってしんなりしたら火を止める。



(3)ボールにリコッタとバジリコペーストを入れて
混ぜ合わせておく。



(4)パスタがゆであがったら、お湯を切って
(3)に入れる。



(5)さらに(2)のズッキーニを入れる。



(6)全体をよく混ぜる。



(7)パスタのゆで汁を少し入れて、
好みのクリーミーさにする。
最後に味を見て、
必要であれば塩を足して味を整える。



出来上がりです。
お好みでパルミジャーノをかけて
召しあがってくださいね。



残ったときには、グラタンにしましょう。
バターを塗ったグラタン用のお皿に入れ、
パルミジャーノをたっぷりとかけ、
200度にあたためておいたオーブンで、
表面に軽く焦げ目がつくまで焼いてください。

BUON APPETITO!


 
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