映画の試写会やライブのお誘いをいただいても
仕事や家庭の用事が重なってなかなかいけないという方も
封切り前の映画をインターネット試写会で
お楽しみいただける「ほぼ日シネマ」。
今回、「ほぼ日」が用意した映画は
女性とハイヒールの魅惑の関係を描いた
ドキュメンタリー『私が靴を愛するワケ
この映画を「試写+α」の
「ほぼ日シネマプレミア」として配信いたします。

みなさんと一緒に試写を観ながら
ツイートやアフタートークで解説していただく
ゲストとして、この試写のタイトルとなった
「靴は女を見捨てない」という名言を放ったジョージさん、
「ハイヒールをずっと履けるカラダを維持したいの」
とおっしゃっている美脚の持ち主、野宮真貴さん、
そして、世界一婦人靴を売るといわれる
伊勢丹新宿店バイヤー山井大輔さんという
強力な3人をおよびしました。
5月10日金曜日の夜は「ほぼ日」で
偏愛的靴の夕べを一緒に楽しみましょう。

日時

5月10日(金)午後8時より配信をはじめます。
上映開始時刻は午後8時15分くらいを予定。
5月8日(水)午前11時より事前申込みを開始いたします。

出演

ゲスト解説陣

ジョージさん
野宮真貴さん
山井大輔さん(伊勢丹婦人靴バイヤー)
ほか

試写会に参加するには事前申込み(先着順)が必要です。

このウェブ試写会に参加していただくには
「メールアドレス」「性別」「年齢」などをご登録していただく
事前申込みが必要です。
5月8日午前11時から5月10日午後3時まで受付をいたします。
先着1101名様限定となっておりますので
参加ご希望の方はお早めにお申し込みください。
視聴方法などは登録完了時に
「ほぼ日」からお送りするメールでお知らせいたします。

注意事項

  • ●フリーメールを利用される方。
     フリーメールのアドレスから応募する場合、
     メール受信ボックスがいっぱいになっていると
     こちらからのメールが届きません。
     受信ボックスに空き容量をつくってください。
  • ●メールの設定をご確認ください。
     「自動送信」のメールをご自分のメールソフトでブロックしている場合や、
     または、プロバイダーでブロックしている場合など、
     「ほぼ日」からのメールが迷惑メールと判断されて、
     届かなくなってしまっている可能性もあります。
     ご自分のメールソフトの設定や
     ご契約のプロバイダーの情報をご確認ください。
     お使いのメールソフトやご契約のプロバイダーの設定などは、
     「ほぼ日」では確認するすべがありませんので、
     質問をいただいても、お答えすることができません。
     あらかじめ、ご了承ください。
応募フォームはこちら

上演中はツイッター(#hobochinema)でおしゃべりを楽しみましょう。

上映中はジョージさんをはじめとした
スタジオゲストのみなさんがツイッターを使って
リアルタイムに作品解説をしていきます。
ツイッターアカウントをお持ちの皆さんは
ぜひ、わいわいおしゃべりしながら映画を楽しみましょうー!

ジョージさんと靴トーク♪

ジョージ 靴っていえば、ボクの母。
靴、好きなのよ‥‥ホントに。
西本 ジョージさんのお母さん。
おいくつでらっしゃるんですか。
ジョージ もう70過ぎという年齢なの。
それでもいまだにハイヒールを履くのよ。
シェフ すごいですね!
ジョージ あれは5年ほど前のこと。
不注意からすべってころんで、
足を少々いためてしまったの。
おかぁさん、大変だったね‥‥、って言ったら、
「悔しいっ!」って言うの。
西本 年を取られて、足腰が弱ったのが
悔しかったんですね。
ジョージ ちがうの!
「ハイヒールがしばらく履けなくなっちゃった!」
って、それはそれは悔しそうにしてるの。
シェフ そっちですか‥‥。
ジョージ せっかくボクが心配したのに
答えがそれ? って呆れたものよ。
母は言うの。
「足が不自由になるっていうことは
 いろいろな厄介事をつれてくるのよ」って。
まず、家に閉じこもりがちになって内向的になる。
そして、足をかばうからどうしても背中を丸めて歩く。
すると腰が曲がったような姿勢になって、
年寄りくさくなっちゃうのよね。
なにより運動不足になるから、
太ってますますオシャレな靴から遠ざかる。
もう、ふんだり蹴ったり!
シェフ ジョージさんのお母さんは
ふだんから、ハイヒールなんですか?
ジョージ そうなの。もう20年もずっと履いてる
お気に入りのハイヒールがあるの。
それがまた履けるようになるため、
足が治ったら運動しなくちゃって、
それはそれは大騒ぎだったわ。
そして足を傷めて半年ほど経って、
お医者様から、もう運動をしても
大丈夫ですよと言われてからがすごかった!
プールで毎日歩き、寝る前に必ずマッサージ。
それを見事に数ヶ月、続けてね、
見事、お気に入りのハイヒールを
履ける足を取り戻したの!
西本 すごい努力だなあ。
きっとうれしかったでしょうね。
ジョージ そうよ、もううれしくってうれしくって、
すぐさま電話がかかってきたの。
「行きたいところがあるから、
 あなた、付き合って!」って。
きっとネ、そのハイヒールを履いて、
おしゃれして、おいしいモノを食べに行きましょう、
とでも言われるのかと思って、
どこに行くの? って聞いたら、なんと。
ふたり なんと?!
ジョージ 「新しいハイヒールを買いに行きましょう!」
ですって!
西本 ‥‥ハイヒールを履いてハイヒールを買いにいくんだ。
ジョージ そうよ。運命の靴に出会うためには、
覚悟と努力が必要なのよ。
女であることをあきらめなかった
証としてのハイヒール。
もうその時の試着姿の嬉しそうだったこと。
「死ぬまでハイヒールが似合う女でいたいわね!」
って、真っ赤なハイヒールを選んで履いて、
「ほら、似合うでしょ?」って
大きな鏡の前でニッコリ、微笑んだ母。
忘れないわ、あの姿‥‥。
西本 そんな「女性と靴」について
ゆたかな経験をお持ちのジョージさんから、
この映画のおすすめポイントを聞かせてください。
ジョージ この映画。
確かに靴の映画なのね。
でも、真剣に女らしく生きていこうとする女性たちが、
素直な気持ちや情熱を「靴」に託して語る
映画でもあるワケよ。
あるいは、歯を食いしばりながら生きていく女性たちに、
戦う道具としての「靴」を作り続けて
エールを送る男たちの物語でもある。
シェフ おおお。
ジョージ みんなに見てほしいわねぇ。
観ながら、もしも自分なら
「靴」の代わりを何に託して生きるんだろう。
そんなコトを思いながら、観てほしいなぁ‥‥。
どうかしら。
西本 予習としては、デパートの
ブランドものの靴売り場を見ておく、
というのがいいかもしれないですね。
ジョージ そう! この映画を観ながら、
まっさきに思ったのが、
伊勢丹の靴の売り場を知っててよかった!
っていうコトね。
だって、わかるの。
靴のコトがわかるだけじゃない。
靴が持っている魔力というか、魅力というか、
靴のパワーがわかるのね。
だから観ていて、
すんなりすべてが頭の中に入ってきたの。
シェフ じゃあ、観終わってからも、
行きたくなっちゃいそうですね。
ジョージ そう! 観終わり、一番最初に思ったのが、
伊勢丹の靴の売り場に行かなくちゃ‥‥、って。
行って何が買えるかって、
オカマのボクに買えるものなし!
でもね、行きたくなるのよ。
行って、強烈なパワーを発する靴をみながら、
頑張るぞ! って思っちゃうの。
もしかしたらそんな時のボクって、
つま先立ちで歩いてるのかもしんない‥‥。
そんなおじさん見つけても後ろ指をささないで!

映画『私が靴を愛するワケ』について

世界初! “靴と女性の魅惑の関係”に迫る、
世界初のドキュメンタリー映画。
女性たちを虜にする“靴”という存在。
洋服を買いに出かけたのに、新しい靴を買ってしまった!
ママの目を盗んで、
こっそり大人のハイヒールを履いてみる‥‥。
誰もが持つそんな経験。
世の中には、セックスよりも靴が好き!
と公言する女性もいれば、
果てしないクローゼットを数々の愛する靴で埋め尽くし、
眺めることが一番幸せという女性も。
そして、多くの女性たちは美しくなりたい、強くなりたい、
新しい自分になりたい‥‥そんな思いで
ハイヒールを履いてきた。
フランスのヴォーグ誌によると、
読者の8割は靴中毒者で、
小型車1年分の総額を靴につぎ込んでいる。
なぜ女性たちは靴に欲望と感情を刺激されるのか?

マリリン・モンロー、ソフィア・ローレン、
バービー、ベティ・ブープ、
ミシェル・オバマ、ヒラリー・クリントン、
セックス・アンド・ザ・シティの主人公たち‥‥
20世紀のセックス・シンボルから、
アニメーション、少女向けの人形、
そして21世紀に生きる女性の象徴まで、
女性たちの足元には常にハイヒールがあり、
その時代を彩ってきた。
本作は50センチ以上もの高さがあった
ルネサンス期の靴から、
今日のピンヒールまでの歴史を追いながら、
靴を通して“女性と靴の歴史”を紐解いていく。

見どころは、クリスチャン・ルブタン、マノロ・ブラニク、
ピエール・アルディ、ロジェ・ヴィヴィエ、
ウォルター・ステイガー‥‥
一度は履いてみたい、女性たち憧れのブランドの
スター・デザイナーたちと、
ファーギーやディタ・フォン・ティース、
ケリー・ローランドなど錚々たるセレブたちがる、
“靴”の魅力。
デザイナーたちが靴に込めた思いとは?
そして、靴の魅力にどっぷりとつかった
セレブたちの意外な一面も。
本作品ではさらにファッション歴史家、
女性誌の編集者、心理学者、
セックス専門家、靴フェチ、
そして一般の人々にも迫り、
ポップに、心理学的に、
そして社会学的かつ歴史的に、
さらには“フェティシズム的”にも
その魅力の謎を追う。

『私が靴を愛するワケ』
5月11日(土)
新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー
配給:アルシネテラン
2011年/フランス・アメリカ/70分/カラー/デジタル
原題:God Save My Shoes
© Caid Productions, Inc. All rights reserved. /
© Mattel, Inc.

出演
ケリー・ローランド/ファーギー/
ディタ・フォン・ティース/マノロ・ブラニク/
ピエール・アイティ/ブルーノ・フリゾーニ/
ウォルター・ステイガー/
バロネス・モニカ・ヴォン・ニューマン/ベス・シャック/
エリザベス・セメラック/フィリッパ・フィノ/
メーガン・クリアリー/ニキ・スキロ
マーシャル・コーエン

脚本・監督
ジュリー・ベナスラ

プロデュース
ティエリ・ダヘール

撮影
ベアトリス・ミズラヒ/ピエロ・コロンナ

編集
カトリーヌ・ペイ&ジャック・テリエン

音楽
エリオット・カールソン

公式サイト:http://www.alcine-terran.com/shoes/
Facebook:https://www.facebook.com/shoes0511
twitter:https://twitter.com/shoes0511/

これまでの「ほぼ日シネマ」

映画「放課後ミッドナイターズ」を 2000人+あなたの友達と観る夜。
2012-08-13
映画「サニー 永遠の仲間たち」を 2000人+あなたの友達と観る夜。
2012-04-23