4月19日に読書会を中継します!
    ほぼ日の読書会 vol.4
    『ちいさこべ』と『ちいさこべえ』
糸井重里と河野通和が、山本周五郎の小説と
そこから生まれた漫画を読みます。


4月19日(木)の19:00から21:00ごろまで、
こちらのページで「ほぼ日の読書会vol.4」を中継します。
#ほぼ日の読書会で感想や質問をツイートください!

一冊の本から、広がっていく世界。
ことば、思い、笑い、哲学、時代。
4回目となる「ほぼ日の読書会」を開催します!
今回は小説と漫画を課題図書にしました。
山本周五郎の小説『ちいさこべ』と、
この小説を題材にした漫画『ちいさこべえ』です。

4月になり、
新学期や新生活がはじまった方も多いかと思います。
季節を意識していたわけではありませんが、
はからずも新しい生活を生きていく人が主人公の
力づよい作品が、課題図書になりました。

登壇者は、糸井重里と河野通和です。
課題図書を真ん中において、
その本を通して考えたことなどを自由に語ります。
小説のこと、漫画のこと、
行ったり来たりしながら語ることになるでしょう。
その様子を今回も生中継。
このページより、
どなたでも自由に参加いただけます。
質問も大歓迎です。
木曜日の夜、
同じ本をあなたの側にも置いて、
一緒に読書の旅に出てみませんか?
みんなで読む本はこちら

第4回で取り上げる本は、
山本周五郎さんが1974年に発表した
時代小説『ちいさこべ』(新潮文庫)と、
そこから生まれた望月ミネタロウさんの漫画
『ちいさこべえ』(ビッグコミックススペシャル)です。

大工の若棟梁が大火事での被害から
再建に奮闘し、みなしごや周囲の人たちと
共に乗り越えていく様を描いた作品。
映画、舞台、テレビドラマ化もされた
山本周五郎さんの代表作のひとつを、
現代風に解釈し直し、また違う物語として
望月ミネタロウさんが漫画にされました。

園芸家12カ月

山本周五郎
『ちいさこべ』
(新潮文庫)

Amazonへリンク
※売り切れの場合は、
こちらのサイトもご確認ください。

園芸家12カ月

望月ミネタロウ、原作:山本周五郎
『ちいさこべえ』
小学館(ビッグコミックススペシャル/全4巻)

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※売り切れの場合は、
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[糸井のコメント]
なんで読むことになったんだっけな?
望月ミネタロウの漫画『ちいさこべえ』が、
ぼくの関心と感心をどーんと拡大してくれた。
落語なんかにもつながる
「いいじゃねぇか」の世界を気持ちよく彷徨った。
[河野のコメント]
コミュニケーションなんて概念がなかった時代の
人と人との心の交流に
どうしてこんなに揺さぶられるのかと、
周五郎の小説を読むたび、
考えさせられ、励まされます。

読書会を中継します!

読書会は4月19日(木)19:00~21:00ごろまで、
こちらのページで配信を予定しています。

小説は4つの中編のうちのひとつで、
約70ページほどのボリュームです。
漫画は全4巻ありますが、
まずは1巻だけでも手に取ってみてください。
それでは、「ほぼ日の読書会」はじめます!


これまでの「ほぼ日の読書会」

vol.1 『うらおもて人生録』色川武大さん

vol.2 『うらおもて人生録』色川武大さん(2回目)

vol.3 『園芸家12カ月』カレル・チャペックさん

2018-04-02-MON