ほぼにちわ、
「ほぼ日本カルタ委員会（仮）」です。
しばしごぶさたしておりまして、
たいへん申し訳ありませんでした！

しばしごぶさたしている間、われわれ委員会は、
残る３札の選考会を秋に行い、
その後は「決定札」を投稿された方々に贈る
「相応によろこんでいただけそうなプレゼント」の
ご用意を進めておりました。

プレゼントにつきましては、
のちほど詳しくお知らせいたしましょう。
まずはなにしろ、決定札の発表です！
やっと、やっとここまできたのですから！
いつものように会長・糸井重里の前に、
プリントアウトした候補作を並べて、
選考会はスタートしました。
（選考会は秋に行いましたので会長はＴシャツ姿です）

	（うどまる）

窓からちらりと見えるのは‥‥。
これもやはり、由美さんかしずかちゃんか‥‥。
手ぬぐいを巻くくらいだから、やっぱり大人の女性？
いずれにせよ、
ぜんぶを描かないところがナイスではないでしょうか。

	（dreammaker）

これだけはっきり後ろ姿が見えているのに‥‥
この女性は、由美さん？　しずかちゃん？
と、ついつい考えてしまいます。

	（ここ）

これは由美さんでしょう。
‥‥あ、でも、そうか。
あくまで「お風呂の象徴」として
ふたりの名前が挙げられているのだから
このシルエットがどちらかとは限らない、
ということも言えるわけですよね？
うーん‥‥
つくづく奥深い「読み札」です。

	（かみや）

凝った作品です。
左に見えるのは、しずかちゃんっぽいバスルーム。
右にちらっと見えるのは、
由美さんっぽい湯船。
ふたつの気配が不思議な構図で並べられています。

	（＝OyO＝）

ある意味で、ストレートな気配かもしれません。
脱衣所に、由美さんとしずかちゃんの、
それぞれのアイテムが置かれています。

	（Nat）

また違った角度からの「取り札」です。
これは、湯船の中で手ぬぐいを眺めている絵ですね。
「読み札」とあわせると‥‥。
けっこう機能してくるかも？

	（えつの）

気配ではなく、
ストレートに勝負してきた作品がこちら。
とはいえ、顔を描いていないのがポイントですね。
湯気の立ちこめかたが、いい感じです。

	（ひろ）

「ゆ」に寄せられた作品で多かったのが、
このように「足」で気配を表現したものでした。
チャポーン‥‥。

	（モラン）

ポチャーン‥‥。
ね？　これも同じアイデアです。
伝わってきますねー、「入浴」のよろこびが。

	（スガワラ）

ふたりでチャポーン‥‥。
面白いですねー。

	（junco）

お風呂あがりでしょうか。
ひたひたと歩く足もとと、
ただよう湯気の気配がとてもナイス。
きれいな「取り札」です。

	（缶）

シャワーを浴びる、これも足もと。
流れたお湯は‥‥。

	（おー）

排水溝へ。
ピチャン‥‥。
描かれた一本の髪の毛が、気配をリアルに表しています。

	（Ｔ）

最後は、写真で挑戦してくれた作品でした。
このチャレンジ精神に感謝です。

と、いうわけで、
これにて「つ」「に」「ゆ」すべての候補作が、
すべて出そろいました。
ここから、それぞれ１枚ずつ決定札が選ばれて‥‥
ついに‥‥ついにです！
「ふしぎと愛おしい日本」のカルタが完成いたします！

「該当作なし」で、またもや募集という可能性も
まったくないとは言い切れないのですが、
とにかく「ほぼ日本カルタ委員会（仮）」は、
候補作のすべてを例によってプリントアウトし、
糸井会長のもとに行ってまいります。

そうしてすべてのカルタがそろったあかつきには、
「ほぼ日本カルタ委員会（仮）」から、
（仮）の文字を、はずさせていただこうと思っております！

結果発表まで、今しばらくお待ちください！！
完成まで、あと一歩です。

決定した44枚の「読み札」はこちら↓

※きわめてニッポン的な音がしますのでお楽しみに＆ご注意を

ぜんぶの読み札をサクッと見渡せる
テキスト版はこちらでどうぞ。