【本】 2004/11/14
新選組の哲学

著者 福田定良
定価 399円(税込)
出版社 中央公論社
ISBN 4122013518

●関連するほぼ日コンテンツ
【『新選組!』with「ほぼ日TVガイド」】
【ダーリンコラム】
●本を買いたい方へ
(現在絶版ですので、古本屋さんや図書館でどうぞ)

【気が向いたら、読む。楽しく読む】
これが、ぼくの読書なので、
「必読文献」的なものは、ついつい避けてしまうのだ。
それでも、気が向いたら真剣に読んだりもする。
しかし、当然のことながら、
読むか読まぬかは別にして、
「新選組」関係の本は、ずいぶん集めてしまった。

ここまでが前書きのようなものだ。

手に入らないのに、読んでみたい本というものがあった。
『新選組の哲学』という本だった。
Amazonで検索して、目次だけ見てもおもしろそうなのだ。

目次
えらい人・芹沢鴨と山岡鉄太郎
ここは試衛館ではない
土方のタトエばなし
女と新選組
教えたがり屋武田観柳斎
原田左之助のエロ話
おれには見えない
みかどはパーパス
斎藤一の訓話
沖田マニアの夢
我ら脱走に成功せり
土方歳三の癖
幽霊を斬る
山南と沖田の死にかた

「カスタマーレビュー」を見ても、
なんとなくそそられる書き方がされている。
もともとこの本は、
歴史関係に強い「新人物往来社」から刊行されたもので、
のちに「中央公論社」で文庫になって出版されていた。
しかし、これが、絶版なのであった。
こうなると読みたくなる。
インターネット古書店で探してもみたけれど、
どうやら手に入らなそうだ。

あれこれ苦労をして、最終的には、
中央公論新社から、資料としてお借りすることになった。
で、とにかく読んだのだ。

おもしろかった。
どうおもしろかったか、説明しろといわれたら、
「ああ、自分がこう言いたかった!」と
言いたくなった本、と言おう。
著者の福田定良さんが、この本で書いていることと、
(オソレオオイけれど)ぼくが
『新選組!』with「ほぼ日TVガイド」
四苦八苦して言おうとしていることとが、
とても近所にあるような気がするのだ。
『新選組の哲学』という本も、
何かを明確に語っているわけではない。
いや、それどころか、
「明確に語りすぎることを真剣に避けている」とも言える。
(オソレオオイけれど)ぼくも、そういう立場なのだ。

2004-11-14