『PLAYBOY』7月号、
日本版創刊30周年記念号ということで、
創刊号のミニチュアが付録になっていました。
ダイジェストでもあるし、縮刷版でもあるし、
本気で読むのは無理だろうと思っていたのですが、
これが、なんとか読めば読めるし、
もっとびっくりしたことに、当時の文や写真やモデルや、
イラストレーションを、ぼくは記憶してました。
なんでも、この創刊号は45万8千部印刷されて、
約3時間で完売していたのだということです。
その40数万人のうちのひとりが、
20代なかばだった自分だというわけですが、
当時この雑誌をおもしろがっていたことは、
まちがいや気のせいじゃなかったということが、
いま、付録の「おもちゃ化させた創刊号」を読んでても、
確信できるのでありました。
さらに、付録の「本体」のほうも、
この号は、そうとうに読みでがあっておもしろい。
ヒュー・ヘフナーという創刊者の生みだした
『PLAYBOY』というコンセプトは、
いまの時代にも同じく通じるものではないと思うのですが、
日本語版のこの号は、その「通じなさ」をも含めて、
うまく編集して読ませてくれているんですわ。
実際、ぼくは普段ほとんど雑誌を読んでいないのですが、
ひさびさにこんなに雑誌を読み込みました。
ま、好き嫌いもあることですし、
なにせ女性のヌードなども掲載されている雑誌ですから、
万人におすすめできるわけじゃないけれど、
この記念号は、雑誌のおもしろさを考えるのに、
ぼくにはとてもいいテキストになりました。
(「今日のダーリン」より)
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