【本】 2004/04/07

仮名手本忠臣蔵

語り手   橋本治[文]、岡田嘉夫[絵]
定価 1,680円
ページ数 48ページ
出版社 ポプラ社
●関連するほぼ日のコンテンツ
【橋本治と話す平賀源内。】
●本を買いたい方はこちらへ
【Amazon.co.jp】
仮名手本忠臣蔵って、どういうものか、
みんなちゃんと知ってる?
昔の人、いちおうちゃんと知ってたんだよね。
それぐらいに大ざっぱだから
大衆文化なんだけど、
それ知らなくなっちゃって、
芸術だ、にしたら、
これの位置づけ間違うじゃないか、
っていうのがあって。
子ども向けの絵本ってかたちのところから、
「みんな知ってる? わかりやすいでしょ?」
ってやり始めたら、もしかしたら小説の源流って、
人形浄瑠璃なのかもしれないな、って。
日本人のドラマって、どっから生まれた?
っていったら、『源氏物語』じゃないだろう。
『徒然草』でもないだろう。
隣のオヤジが嫌なヤツで、隣のババアが因業で、
で、それでウチの嫁が苦しんで、って話が、
どっからきた? っていったら、
人形浄瑠璃ですよ。
(橋本治)

2004-04-07