【本】 2003/08/06
愛と経済のロゴス

著者 中沢 新一
定価 1,500円
ページ数 210ページ
出版社 講談社
ISBN 4-06258260-0
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ぼくとしてはかなり珍しい引用をしておく。
中沢新一の、大学での講義録をまとめたシリーズに、
『愛と経済のロゴス』という本がある。
そこに、あのマルクスの『経済学・哲学手稿』という
古典が引用されている。
孫引きになるけれど、記しておく。
「人間を人間として、また世の中にたいする彼のあり方を
 人間的なあり方として前提とするならば、
 きみは愛をただ愛とのみ、信頼をただ信頼とのみ、等々、
 交換することができる。
 ・・・・・きみが愛することがあっても、
 それにこたえる愛をよび起こすことがないならば、
 換言すればきみの愛が愛として、
 それにこたえる愛を生み出すことがないならば、
 きみが愛する人間としてのきみの生活表現によって、
 きみ自身を、愛された人間たらしめることがないならば、
 きみの愛は無力であり、一つの不幸なのである」
・・・・泣かせるでしょ。
この中沢新一のシリーズは、ほんとうにいいよ!
(darling)

2003-08-06