ほぼ日刊イトイ新聞 14周年 キャンプだホイ! 「ほぼ日」は2012年6月6日に 14周年を迎えます。 これまでの月日を振り返り、 次の一歩を踏み出すその日に、なにをしよう? 薪をくべろ、魚を獲れ、肉を焼け、あぶれ、 虫を追え、コーヒー淹れろ、心まで焦がせ、 ともに食べて歌おう、キャンプだホイ! 「ほぼ日」乗組員のキャンプの一日のようすを テキスト中継でお送りいたします。 マイペースで突き進む者、孤独に何かに挑む者、 湖畔のキャンプ場から50数名による さまざまなアクションが飛び交います。 19時半くらいから、キャンプファイヤーを囲み ライブもするんだホイ! のんびりと「ほぼ日」の6月6日に おつきあいください。
担当チーム紹介 メールだホイ! ツイートだホイ!
長く「ほぼ日」社内を見守り続けてきた
総務のモトキが
「キャンプだホイ!」の本部に鎮座まします。
なにしろ、50人以上の「大人コドモ」が
野に放たれるのだ。
「ひざをすりむきました」
「湖に落ちてズブ濡れです」
「50円貸してください」
彼女が対処しなければならいトラブルは、
あまりに想定しきれない。
ある者には黙して救急箱の在り処を示し、
ある者には
「自分でどうにかしてください」と
そっけないのであろう。いつものように。
そしてそのさまを、もうひとりの本部、
キャンプ全体を司る永田が
たまーに、テキスト中継するのであろう。
今回、弊社では「バーベキュー担当」という
キャンプの命運をガッチリ握るセクションに
最大人数を投入、
50人分の胃袋をおいしく満足させるべく、
総力を結集する。
レシピは、飯島奈美さんの『LIFE』ですから
お味については「鉄板」だ。
与えられた調理時間、約2時間のあいだに
お肉を仕込み、野菜を刻む‥‥。
そこでは、ナイスなチームワーク、
なめらかな連携プレーが、問われることであろう。
けっして躊躇してはならない。
「迷ったら焼け。誰か喰う」のスピリッツで
大いに焼きまくってほしい。
キャンプのクライマックスは
恋歌くちずさみ委員会 presents 恋歌ライブ!
しかも、出演はなんと、田島貴男さん!
この、うっとりするようなお楽しみ企画を
全世界へ生中継すべく、
当夜は、弊社のシステムを担う宇宙3兄弟が
湖のほとりで力を合わせる。
これまで、幾多のユーストリーム中継を
手がけてきた経験と技術を
締めくくりの一大イベントに注ぎ込むのだ。
‥‥湖畔に電波は飛んでんですか?
心配ご無用。
われらが宇宙3兄弟のことである。
そのへんの調べは、すでにつけているはずだ。
いかにも「唐揚げ好き」を集めたかのような
男子6名のチームに、
地味だが重要なミッションがあてがわれた。
それは、キャンプの基本「火をおこす」。
当日は、おそらく
山口工務店の棟梁・ぐっさんが中心となって
工務店の弟子、
西田・じゅんぺいを巧みに操り、着火する。
重たい木材を運ぶときには
オトヤとイサワの体育会コンビが、役に立つはず。
唯一の懸念は
オトヤの「ガラスの腰」であるが
あんがい、バーベキューのいい匂いに誘われて
イサワが使い物にならなくなるという
まさかの展開も、チームでは視野に入れている。
日も沈み、みんなの気分も高まってきたら
しずしずと進み出て
キャンプファイヤーに点火する‥‥。
彼女たちにとっては、
まさに、キャンプのクライマックスを導く
晴れ舞台なのであるが
「火の粉が飛んでくる」という
業務の性質上、
「ヒラヒラした衣装は禁物」であることを
リーダーのビューティ鈴木に
いったい誰が、伝えるのであろうか。
湖のほとりで、静かに釣り糸を垂らす。
「金環日食」中継のときに
利根川で釣りをしたメンバーが中心となるため
今回もボートで漕ぎ出す可能性もある。
「キャンプだホイ!」という
自由でのんきな創刊14周年企画を
体現するような任務であるが
実は当日、どのチームよりも早起きし、
夜が明け切る前の未明には、都内を出発する予定。
自由とは、のんきとは‥‥
やはり、人なみ以上の努力を要するのであった。
そして、当日の釣果や‥‥いかに。
先日「カッパとうさぎのコーヒー屋さん」
ほぼ日上にオープンさせた
イラストレーターの福田利之さんが、
おいしいコーヒーを淹れに来てくださいます。
やった! これはうれしい!
3月に行われた「気仙沼さんま寄席」でも
自腹でチケットを購入し
お客さまとしてご来場くださったにも関わらず
自ら進んでアンカーコーヒーさんのブースで
お手伝いをしていた福田さん。
本来ならば、ゲスト扱いされるべきなのに
どうしても
「こっち側の人」として活躍してしまう福田さん。
いつも、本当にありがとうございます!
今回も、遠慮なくごちそうになります!
燻製屋? ‥‥いったい何を。
ベーコン? ニジマス? 牛タン? ジャーキー?
たったひとりの燻製屋ですから、
何をいぶすにしても
全員分を用意することなど、できはすまい。
ならば、この任務が意味するところは‥‥。
そもそも
「燻製」なんて、やったことあるのか。
そもそも
自分の任務が「燻製屋」だということが
本人に伝わっているのか。
田口くん田口くん、
キミ、キャンプで燻製屋やて。どないすんの?
む、虫取り屋‥‥。
初夏の湖畔だ。虫も出よう。
ムネヒロに
「麦わら帽」「虫取り網」「ランニングシャツ」
という夏休みスタイルが
似合いそうなことも、よくわかる。
そうだとしても、虫取り屋って‥‥。
キャンプ全体のコンセプトと
まるで関係なさそうな、孤独なミッション。
しかし、底なし沼のようなポテンシャルを持つ
ムネヒロのことだ。
この「‥‥どうにかしろよ?」的なSな任務も
斜め上の方法でクリアしてしまう可能性が
捨て切れないのも事実だ。
ある意味で
もっとも「クリエイティブ」を問われるのが
彼らの任務かもしれない。
なにしろ
「何でもいいから、何かを見つけて遊ぶべし」
と、言われているのだ。
ハイキングからカヌー体験まで、
やろうと思えば、いろいろできるみたいだが
与えられた時間は
バーベキュー開始までの2時間あまり。
彼らはどのように、キャンプを満喫するのか。
とくに、ハリーやべっかむ3など
ベテラン系乗組員が
いかなるアクティビティに挑戦するのかも
興味深いポイントである。
早朝 釣りチーム出発
9:30 早番チーム出発
12:00 のこり全員出発
14:00 それぞれの活動を独自に展開
そして、成果を持ち寄って‥‥
16:00 ごはんを食べたりします
19:00 点火シスターズが
キャンプファイヤーの薪に
火をともします
19:30 オリジナル・ラブの
田島貴男さんによる
恋歌ライブスタート
20:00 おしまいだホイ!
 


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