「世界よわいの会議」
〜よわいの よわいの よわくていいの〜





街ですれ違った人が
好きな人に見えてどきっとします。

遠目で「あっっ!」と動悸が始まり、
次第に相手が接近し、
間近にきて、
やっと「…ち違ってた」と脱力します。
(もうわかれてしまったのに。)

「うわー」と身だしなみを気にしてたり。

from りら


MM 「そうかぁ…
    もうわかれてしまったのに…かぁ…」
ソブエ「りらさんの頭のなかは、
    好きな人でいっぱいなのね」
MM 「まだ好きなんだろうね…
    っていうか、好きになった人って
    不思議に2種類だよね。
    わかれてから全然忘れちゃう人と
    わかれても全然忘れられない人と…さ」
ソブエ「忘れることって、覚える以上に
    大変なことだよね〜。
    …忘れる必要はなくても
    忘れないとやっていけない
    なんてことも、たまにはあるさ」
MM 「あるね、あるね。
    …いいこと言うね!!
    お互い…いろいろあった歳だもんね…。
    忘れないとやっていけないこと
    …たくさんあるね」
ソブエ「ゴーゴー!」
MM 「いっぱい忘れていっぱい生きるぞ!!」

☆ ☆ ☆ ☆ おまけコーナー ☆ ☆ ☆ ☆

ソブエ「きょうは、名前のないメールを
    ふたつ紹介しまーす」
MM 「ペンネームすら…ないね」


酔うと、寂しくなり、
最近別れたばかりのカレに
電話したくなってしまいます。

でも、なんとか必死に
ブレーキかけてて。。
逆に酔った勢いで
カレのケータイ番号消しちゃえたら
楽になれるのにな〜

from ?(ひとりめ)



今日、買物中に
メモリーに入れていない番号から
電話がかかって来ました。

出ようと思ったらきれちゃいました。
着信の残った、名前のない番号は
もう携帯から消してしまったのに
頭の記憶からは消せなかった、
もう1年前にふられちゃった元彼の番号。

ほんとはだれからか分かってるのに、
『メモリーにないからだれかなと思って』
って言おうと思いながら
すぐかけ直してしまいました。

でも、携帯はすぐそこにあるはずなのに
彼はでませんでした。
きっと、間違ってかけちゃったんだろうな。。。
すぐにかけ直しちゃった私は
よわいですか?
 
from ??(ふたりめ)

ソブエ「名前のないふたりからの
    よわいのメールでした」
MM 携帯のメモリー消すのは、大仕事だよね。
    いつ消してもいいし、
    別に消さなくてもいいし、
    消しても覚えてるし…。
    でも、なんとなくけじめって気もするしね」
ソブエ「ふたりとも
    …やっぱり、良くも悪くもよわいよね。
    でも、大事なよわさかもね」
MM そうだね、
    あんまりきっぱりさっぱりできる
    ってのもねえ…。
    なんかねぇ、ある程度の
    『含み』みたいなものがある人の方が…
    素敵だよね」
ソブエ「カレのことは忘れても、
    このよわさって忘れなくてもいいかもね。
    ??(ふたりめ)さんのモトカレは
    携帯にでなくて正解!…なんじゃない?」
MM う〜ん…どうなんだろうね…。
    けっこう彼もなんとなく寂しい時だったりして。
    でも電話をかけちゃったことを
    後悔してたりして。
    それで出なかったのかもしれないしね。
    恋は、お互いよわいんじゃない?」
ソブエ「…よわさって
    …なんだろね〜?」
MM それでこそ
    …人間ってことじゃない?」


2003-05-19-MON

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