「世界よわいの会議」
〜よわいの よわいの よわくていいの〜





ソブエ「きょうは、
    ちょっとおもむきの違うメールを
    紹介しまーす!」
MM 「『おもむき』っていい言葉だよね…。
    いい響きだよね…」
ソブエ「そ…そう? てへへ。
    続けてとどいた2通のメールだよ。
    12日のtomoさんの
    中学時代の恋のよわさおひろめが
    きっかけでいただいたメールだよ」
MM 「よし!!
    やっぱ中坊の恋は、よわさの宝庫さ!」
ソブエ「MAYA MAXXって…、
    いたるところ
    『よわさの宝庫』だらけだね」


中学のとき、
友達伝いに女の子から
「付き合って」と言われて、
「うん」と答えたのはいいのですが、
あまりにも、その娘のことを意識しすぎて、
朝、学校へ自転車で向かう
その子の後姿を見つけると、
声をかけることもできず、
追い抜くこともできず、
ゆっくりと進むその子の後を、
さらにゆっくりとついていってました。

その子が自転車をこいでいる後姿と、
その子がのる自転車の色(きれいな黄色)を
今も忘れません。

というか、今、鮮やかに思い出しました。
なんか言いようのない気分になりますね。
結局、その子とは
卒業までしゃべることができず、
自然消滅してしまいました。

中学時代とはいえ、
あまりにもよわすぎる恋愛でした。

from ヒガトヨ(愛媛県)

ソブエ「続いて、女子から!」
MM 「男子の次は、女子!」


中学生のころ 
自転車通学をしてました。
学校の決まりで道のはしを1列で…。
あるとき私を追い抜きながら
「ばいばい」と声をかけるひとが…。

ふつうに 「ばいばーい」と答えて
かおをみたら
なんと知らない先輩…。
どうしていいかわからず
一緒に帰っていた友達に
「あたし今日こっちから帰るから」と
ひとり ぜんぜん知らない道に向かって
曲がっていったのは、あたしです。
いまだに「笑ってごまかす」という
行為が苦手です…。

from ふぁち


ソブエ「中学って、不思議な時期だよね。
    いろんなよわさが、
    うずまいてるんだね」
MM 「中学ってさ、
    体がなんとなく
    大人になりつつあって…
    こころもなんとなく
    大人になりつつあって…
    恋とかエッチとかも
    もう十分考えてて…
    だけどまだ自分で何にもできないし…
    見てるだけ、考えてるだけってとこが
    …いいんだよね」
ソブエ「ぼくの中学時代は、
    いいとこなしだったよ。
    …でも、記憶に残ることって
    ちょっとステキなよわさだったりするね」
MM 「そうだよね、
    すごく鮮明に記憶に残ってるよね。
    その時の風景とか色とか、音とか匂いとか、
    寒さとか暑さとか。
    大人になってからの方が
    記憶に鮮明なはずなんだけどね。
    ちょっとしたことでその記憶が
    ふとよみがえって来た時、
    立ちつくしちゃわない?
    あまりに心が揺さぶられて…」
ソブエ「みっともなくも美しい不思議な記憶
    …はぁ、うっとりしちゃう」
MM 「あれは、なんであんなに
    美しい頭の中の映像になっちゃうんだろうね」
ソブエ「ほんとだよね〜」
MM 「人はそういう時に、
    映画を撮りたくなるんだと思うんだ、
    つまりその不思議なまでに美しい記憶を
    もう一度、映像で見たいって思う
    …それが映画だと思うんだ」
ソブエ「映画かぁ…。そうかもね。
    …きょうも美しい日でありますように」
MM 「今日はどうかなぁ???」
ソブエ「ぇ〜!?」


2003-03-24-MON

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