「世界よわいの会議」 〜よわいの　よわいの　よわくていいの〜

電話かけるときって、 いっつも前もって言うことを 準備しておくんです。 「もしもし、○○ちゃん、今大丈夫？」 「あ、〜と申しますが、 ○○さんはいらっしゃいますでしょうか？」 とか、ちゃんと心の中で練習しないと かけられないんです。 実は紙に書いてもいるんです。 相手の反応によってバージョンを考えるから、 前もってシミュレーションしないとだめなんです。 「よし！」って思っても、 呼び出し音がなってる途中で、 「やっぱりもうちょっと後にしよう」 って切っちゃったりもして…… そんな私は電話をかけるとき、 姉から「あ、また練習してる」と 言われつづけています。 from　さちえ ソブエ「もしもさ、シミュレーションにない 　　　　返事がかえってきちゃうと 　　　　言葉が止まっちゃうのかな？」 ＭＭ　「シミュレーション考えるだけで 　　　　疲れちゃいそうだね、さちえちゃん」 ソブエ「でも、日本語のときは、 　　　　紙に書かなくて済んでよかったよね」 ＭＭ　「英語の電話だったら、 　　　　さちえちゃんでなくても書くんじゃないかな」 ソブエ「ぼくは、書かないね。 　　　　……じゃなかった、書けないね。わはは」 ＭＭ　「姉さんの『あ、また練習してる』が、いいね」 ソブエ「いいね。 　　　　こんどいわれたら『英語だぞ』って 　　　　言ってやっちゃえ！」 ＭＭ　「姉さん英語ペラペラだったりして……」 ソブエ「……あ。 　　　　そうかもね……。 　　　　MAYA MAXXぅ〜、英語ペラペラになりたいね」 ＭＭ　「なりたいねぇ…… 　　　　MAYA MAXXは英語の学習障害だからさ……。 　　　　『英語ペ』くらいでもいいんだけどなあ……」

2002-08-18-SUN

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