本読む馬鹿が、私は好きよ。
その11:中島らもを読む人

爆笑としんみり。

ほぼにちわ。
まいど!本よんでいますか、みなさま?
わたくスィは、らもさんの本を休みに買いに
行こうとおもっていますよ。
「ガダラの豚」をよみなおしたくなったのと、
今日、ここで御紹介する一冊目を、
まだよんだことがなかったので、それを。
近所の本屋さんにありますように。


超老伝―カポエラをする人角川文庫
中島 らも (著)
価格: ¥460
文庫 - 248 p (1993/03/01)
角川書店 ; ISBN: 4041863015 ; サイズ(cm): 15 x 11

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僕の中でのNO.1は、「超老伝〜カポエラをする人〜」です。
この本は、高校時代にたまたま図書館で借りて、
通学の電車内で読んだのですが、
とにかく大変でした。笑いをこらえるのに。
もう、顔なんて赤く腫上がるぐらいにこらえてました。
この本のよいところは、面白いところだけではなく、
らもさんが持っているいろんな
知識がいっぱい詰まっています。
つまり、笑いこけながら、
日常生活では
絶対に得られない
様々な知識を得ることが
可能なのです。

すばらしい!!
というわけで、僕の一押し本は
「超老伝〜カポエラをする人〜」です。
(Morimoto)

『超老伝』の良いところは、
作品全体を流れる価値観というか
空気感のようなものです。
登場人物のキャラが面白いとか
他にも魅力はありますけど、一番の魅力がそこ。
何か、
凄く自由を感じる
んですよ。
(たまたま)

「超老伝」。いいですよ。
格闘技好きな人も、そうで
ない人も、老人好きな人もそうでない人も、
モヒカン好きな人もそうでない人も。
エンディングが尻切れとんぼな気は、しますけど。
ともかく「おむつおむつおむつ!!!」
と叫んで元気になろう
(匿名希望)

うまい推薦文は書けませんが
お勧めしたい「超老伝」
老人、カポエラ、イレズミ、おむつ・・・
キャラクター達がイキイキとして
楽しませてくれます!
(みう)
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こりゃ、よさそうだね。
「おむつ」って一体??

では、次は、エッセイを!


僕に踏まれた町と僕が踏まれた町
集英社文庫
中島 らも (著)
価格: ¥438
文庫 - 228 p (1997/08/01)
集英社 ; ISBN: 4087486397 ; サイズ(cm): 15 x 11
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このなかでは、安保闘争や三島由紀夫の
切腹といった事件の中で10代を過ごしたらもさんが、
時代の不安の中で、アルコールや
「不純異性交遊」へはまっていく様子が描かれています。
世の中に通用するものは何も持たないけど、
何かにならなければ、
という焦りみたいなものでしょうか。
いま読んでも、
10代の頃の
せつなさが
よみがえってきます

(かずひろ)

らも氏の青春時代。
お手本にはならないかもしれないけど
笑えるし、しんみりするし、
こころにジンと来る
言葉もある


「何十年かに一度、
 生きててよかったって思える夜がある。
 そのために生きる。」
・・・のくだりは良い!
らも氏の言葉だから説得力がある。
(Ishida)

らもさんの青春時代のおもしろおかしい、
そして切ない自叙伝の様な本で
その当時は全くらもさんのコト知らなくて、
ただ夢中で読んでいるうち、
どんどんらもワールドにハマってしまい
それからは、
本屋に立ち寄ったら必ずチェックして新刊が出れば
毎回買っている自分がいました。
何故こんなにハマれてしまうのは、
やはり生き方が不器用だけど人間や
物事を隅っこの方から見て、
おもしろく変換している所や
日常のなんでもないこととか、
くだらないとされてる様なことを
大事にしているところでしょうか。
でもなんと言っても笑いのツボが
私にとって一番刺激されるところです。
(ますだ)

「僕に踏まれた町と僕が踏まれた町」は、
らもさんの少年時代・青年時代を、
自分が体験してるような気分になって、
青春が2倍に増えた
ような気がします。

(ぶーこ)

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ああ、こちらは読んだことがあります。
なんだか、随所に、「しみる」言葉があって、
当時たぶんメモとかしたのではないでしょうか?
ワタクシ。
(覚えてないんだけど、もうスッカリ)

それでは、また!!
メールもまだまだお待ちしておりますよ〜〜。

2002-07-07-SUN

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