本読む馬鹿が、私は好きよ。
その8:村上春樹を読む人

森や朝日や。

ほぼにちわ。モギでございます。
ゴールデンウイークですね。
どうしてますか?
この「本読む馬鹿が私は好きよ」、
ゴールデンウイークの番外編もやっております。
そっちは、マンガの全巻読みですので、
そちらも、投稿お待ちしております。
もちろん、こちらもね!!

本日は、小説と、エッセイをひとつづつ。

小説の方は、10年くらい前に、
大ベストセラーになった「ノルウェイの森」。


ノルウェイの森〈上〉
講談社文庫
村上 春樹 (著)

価格: ¥467
文庫 - 269 p 上 巻 (1991/04/01)
講談社 ; ISBN: 4061848925 ; サイズ(cm): 15 x 11

ノルウェイの森〈下〉講談社文庫
村上 春樹 (著)

価格: ¥467
文庫 - 262 p 下 巻 (1991/04/01)
講談社 ; ISBN: 4061848933 ; サイズ(cm): 15 x 11


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ワタシはやっぱり「ノルウェイの森」を薦めます。
何度読み返しても、透明感漂う文体。
雨の日、お家でのんびり読むのにぴたりです。
これからの季節、
ちょっぴり切ない気分になりたい時など
読んでみてはいかがでしょうか?

こもも。
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私が一番最初に出会った村上作品は、
ノルウェイの森です。高2の冬でした。
小さい頃は読書好きだったんですが、
中学以降おもしろい本に出会えず
「このままマンガ一色になってくのかなー」
と思ってた時に訪れた突然の出会い!!
メチャクチャ感動しました。
だっておもしろすぎなんだもん。
何を読んでも意味がわからずイライラしていた私に、
おもしろいから読む、
という当たり前のこと思い出させてくれました。  

Amano
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何かを失い続けながらも、
この世界で生きていかなくてはならない私たち。
語り方は淡々としていますが、
この作品の主人公の感じる悲しみはとても深く、
心が絞り取られるようです。

主人公の生き方がちょっぴりハードボイルドで、
女の子がとっても魅力的なのも、
おすすめポイントです。

Saiko
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私のおすすめは「ノルウェイの森」です。

高校2年の時に読みました。
具体的な内容は覚えてないのですが、
読んだあと、
「とにかく私は生きよう」と思ったことを覚えています。
あの頃は自分のことでいっぱいいっぱいだったから、
そう感じたのかな。

みき
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じつは、わたしも高校生のときに読んで、
スッカリ内容を忘れてしまったので、
先日読み返してみた。
アホウな高校生だった私には、難しすぎたと
そのときに思いましたよ。

じゃあ、ゆっくりした休日には、
こんなエッセイもどうかしら?


(写真は、村上朝日堂の逆襲)

村上朝日堂新潮文庫
村上 春樹 (著)
価格: ¥476
文庫 - 232 p (1987/02/01)
新潮社 ; ISBN: 4101001324 ; サイズ(cm): 15 x 11

他にも↓こちらもあります。
村上朝日堂 夢のサーフシティー
村上朝日堂ジャーナル うずまき猫のみつけかた新潮文庫
村上朝日堂の逆襲新潮文庫
村上朝日堂はいほー!新潮文庫
夜のくもざる―村上朝日堂短篇小説新潮文庫
村上朝日堂はいかにして鍛えられたか新潮文庫


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村上春樹の小説は全て読んでいます。
小説も大好きですが、
それよりもっと好きなのはエッセイです。
「村上朝日堂」を筆頭に、
あまり露出しない彼の淡々とした
日常を見ることができます。
欲が無く、思うがままに、
だけど思慮深く生きている彼は、
得たであろう巨万の富をどこに使ってるの?
という感じ。
そこが又いいんですけどね。

yumiko
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もちろん小説もいいんだけど、
村上春樹はエッセイの達人だと
思うんですよ、僕は。
だから初めて読むのなら、小説よりも
コラムやエッセイの方がおすすめ!
中でも「村上朝日堂」は初心者向けですね。
「ムラカミハルキ的なモノ&考え方とは何か?」
ということがよくわかって、
小説の世界にも入りやすくなると思います。
軽妙なトーンの文体に、
安西水丸画伯のイラストがぴったり。
この本を読むと、
無性にビーフ・カツレツが食べたくなりますが、
札幌でもなかなか食べさせてくれる店がないのが悲しい…。

無頼庵
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数々の長篇作品のあの独特の世界と、
ちょっとムネをつつくせつなさもいい〜のですが!
私は『村上朝日堂』シリーズを推します!
安西水丸氏による挿し絵と、
春樹さんの怒ってるんだか、
なんだかなあ、でもそういう事もあるよなあって感じの
エッセイがとっても面白いのです!

kaula
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意外な村上氏の姿を
垣間見れる作品として
「村上朝日堂」をオススメです
私が初めて触れて、そして
10年程経った今でも愛読している本です
このエッセイに書かれた
村上氏の数々の体験記は
今でもウフフと笑みがこぼれます
電車に乗るとすぐに切符をなくしてしまう著者は
ある解決策を講じるのですが
それがなんとも可笑しくて可笑しくて。
我が人生を変えるような感慨さは
この本とは無縁かも?しれませんが、
何度読んでも同じところで笑ってしまう
私って幸せです
小さいながらも確固とした幸福が
ここにはあります
また安西水丸氏の不思議な雰囲気の
イラストもこの本の魅力に花を添えていて
二度おいしい、です

ようちゃん
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こちらは、フロで読むのをオススメするなあ。
「はあイイ湯ですなあ」なんていう幸せに浸りつつ。
実はもう何回も湯船におとして、
何回も干して乾かしているんだけどもね。


というわけで、まだまだ、
メール大募集中ざんす!!

2002-04-28-SUN

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