たたら

【踏鞴】


たたら! 「たたらを踏む」!!
製鉄業などで火をおこすための送風機ですよね。
「ふいご」の大きなやつ。
あ、「踏鞴」の「鞴」は、
そのまま「ふいご」って読むのか。
昔は、動物の皮を縫い合わせた革袋に
空気を入れて風を送ってたそうですよ。
だから漢字に「革」がついてるんでしょうね。
ひょっとしたら今回、さらっと読めたかたと、
読みかたを見ても「たたら」ということば自体
ご存じないかたとに分かれたかも?
『もののけ姫』と言えばわかるかたも
たくさんいるんでしょうねー。

【解説】 (1)足で踏んで風を送る、大きなふいご。
   鋳物に用いる。
(2)「たたらぶき」に同じ。
――を踏む
(1)たたらを踏んで空気を送る。
(2)勢いあまって、
   踏みとどまろうとしつつも数歩あゆむ。
三省堂『大辞林 第二版』より

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