とうじ

【冬至】


例文 「ははははは、ウソでー。バカじゃん?」
「ケンタ、いっつもウソばっかり」
「ほんとだよ、ほんとだよ。
 きょうをさかいに、
 だんだん昼が長くなっていくんだよ。
 きょうがいちばん夜が長い日なんだよ」
「アハハハハ、まだいってる」
「そんなうまいこといくわけないじゃん」
「ほんとだよ、ほんとだよ。
 夜がいちばん長いきょうを
 とうじっていうんだよ。しんじてよ」
「ひー、おもしろい。バカじゃん?」
「そんなうまいこといくわけないじゃん」
「ほんとなんだよ!
 きょうからだんだん昼が長くなっていって
 昼の長さと夜の長さが
 ぴったりおなじになったらそれが春分の日」
「うはははははは! なにそれ!」
「もーやめろよー、あはははは!」
「そこからだんだん昼のほうが長くなって
 昼がいちばん長くなる日が、夏至。
 そっからこんどは夜が長くなって
 夜と昼がぴったり同じなのが秋分の日」
「ぎゃはははははははは! ゲシ! ゲシ!」
「そんな、アハハ、うまいこと、クッククク、
 いくわけ、ないじゃん! おなかいてー!」

とじる