最新の記事 2006/07/07
 
「ややこしい問題。」第35回は、
働いている彼氏の姿を見に行くかどうか、です。

職場では恋人よりも仕事を大事にするのは
どんな仕事でもそうかと思いますが、
接客業となると、格別かも?

まずはご相談をもう一度お読みください。


問題35 彼はホストなのですが‥‥


わたしの彼の職業はホストです。
彼はまじめで優しい人で、
その人柄がお客さんからも評価されているようです。

お店に一度来てみないかと誘われるようになり、
行くか行かないか迷っています。
彼は、自分の職場や仕事ぶりを、
一度私にも見せたいようです。

最初に知り合ったときには
私もぜひお店に行ってみたいと思っていましたが
付き合い始めてからはやはり、
あくまでも「彼女」でありたい気持ちがあります。
お店に行けば、いずれ「お客さん」に
なってしまうかもしれません。
また、仕事とはわかっているつもりですが、
彼が他の女の人と楽しそうに話をしている姿を
実際に見て、平静でいられる自信はありません。

だけど、彼が仕事をしている姿を
見てみたいというのも本音です。
うちにいるときは休日のパパみたいに
くつろぎまくっている彼ですが
どんな人でも、一生懸命仕事をしている姿は
すごくかっこいいものです。
彼はこのまま、この世界で上を目指したいと
考えており、私もそんな彼を彼女として
応援したいと思っています。
一度職場を見ておくのも悪くないかもしれません。

お店に行くか、行かないか。
どちらがいいか、皆さんのご意見をうかがいたいです。
よろしくお願いします。
(匿名希望)



将来彼を支えることになるのなら、
行ってみようかという気もしますし、
もし行って、二人の関係が変わってしまっては
元も子もないような気もします。

みなさんなら、どうされますか?

選択肢は次のふたつです。

A:お店に行ってみる
B:お店に行ってみない



では、結果を発表します!!!



お店に行ってみない!
   
   


行かない!! という結果になりました。
匿名希望さん、彼の誘いではありますが、
ここはどうぞお断りください。

さて、内訳はこちらです。

投票総数:5220

A:お店に行ってみる  42.2%
B:お店に行ってみない 57.8%

うーん。
それでも4割、つまり5人に2人は
行ってみる! とのことです。

男女別に見てみましょう。

男女別

女性

A:42.4%  B:57.6%
男性

A:41.5% B:58.5%

性別で差が出るかもしれないと思いましたが、
特に違いはないようです。

年齢別では、いかがでしょうか。

年齢別
全体


女性


男性


年齢が上がるほど、「行ってみない」派が
多くなっていますね。
男性も女性も、20代までは、
いくぶん「行ってみる」が多くなっています 。

結果をご覧になってのご意見は、
ぜひこちらまでお送りくださいね。


では、メールをご紹介いたします。

個人の気持ちをとり扱う職業は、
何かとややこしいのかもしれませんね。
みなさま、投票とメールを
ありがとうございました。

A「お店に行ってみる」メール

=
妄想で不安になるより‥‥。

似たような悩みの方がいるんですね〜。
私の彼も、以前バーテンダーをしていて、
今年9月からまたバーテンダーを始めます。
お酒と料理を出すお店で、
女性(男性)目当てに来るお店ではないのですが、
やはり「夜の仕事」ということにこだわってしまいます。
私は普通のOLなので、彼が働く時間は
仕事を終えて眠っています。その間に、カウンター越しに
どんなお客様が来るんだろう‥‥。
以前、彼も言ってました。
「バーテンダーって言っても、色を売る仕事だから」
つまり、男性にしろ女性にしろ、彼の人柄に惹かれて
いらっしゃるお客様がいるんですよね。
知らないほうがいいこと、知ったほうがいいこと、
難しいですよね。
お店を持つのは、高校生の頃からの夢だと
言っていたので、私が、個人的な不安や嫉妬で
反対するのはおかしいと思います。
でも、やはり不安でいっぱいです。
正直、夜のお仕事が始まったら、
不安から付き合いを続けていけるか自信はありません。
一日一日、次のお仕事が始まる日が近づいてくるのを、
怯えてる感じです。
それなら、ただ妄想で不安を膨らませているより
いっそ彼の新しい職場を見て、
何か納得できたらと思います。
(ミル 27歳)

=
ホストの彼を持つことは。

ホストの彼を持つことは、
女性としては並大抵の精神力では難しいと思いました。
仕事場をみて、なお、つきあっていけるかどうか、
怖くても現実をみつめたほうがいいと思います。
「お客さん」になってしまうかもしれない
不安があるのも、わかります。
でも、その不安があるからこそ、
相談してみたくなったのではないでしょうか。
ホストしてる職場にきてほしいと、
彼はいうものでしょうか?
それはお金を払うということですから‥‥。
私は相談者のかたがだまされてしまうのではないか
心配です。
私が友達だったら、有無をいわさず、仕事場もみず、
別れたほうがいいよといってしまいます。
が、もしかしたら相談された方は違うかもしれない。
だから、いってみるということを選択しました。
(32歳 女性)

=
あなたの信頼を伝えるために。

「行ってみる」に入れました。
来てと言ってくれるなら、行ってみて良いと思うのです。
逆に、来ないでと言われたら行くべきではないと。
一般的な職場でも、彼女や奥さん等身内の人間を
会社の行事に連れて行きたがる人と、
そうでない人がいるように。
彼のことを信頼し、応援しているなら
たとえ彼が他の女性を接客していても
見ていて安心できるんじゃないかなと。
『いづれお客さんになってしまうかも』という気持ちが
あるのなら尚更、彼に対する気持ちを確認する上でも
一度行ってみたほうがいいと思いますよ。
ホストはお酒を飲むし、接客もしなきゃならないし
大変なお仕事だと思います。
でも、彼があなたに対して仕事を偽ったり
隠したりしているのでなければ信じて良いと思いますよ。
そして、職場を電撃訪問するのではなくて
一応事前に予告して、彼氏さんにも
心の準備をさせてあげてください。
『あなたを信頼している』という事を伝える意味で。
今後もお2人が良い関係でいられますように‥‥。
(Lumi・27歳・女性)

=
舞台の上の彼。

行ってみるにしました。
でも、必ず「一度だけ」とキッパリ決めておいて
それを守るのがいいと 思います。
働いている彼を見てみたい気持ちはよくわかるし、
それがかなうのは接 客業であるからの特権だもの。
公務員で事務職の彼の職場なんて、
きりきりがんばっているだろうけど
絶対に見に行けないです。
彼は職業人として、プロとして
がんばっているのでしょう。
だったらがんばっている姿を彼が見て欲しいというなら、
行くのはいいと思います。
ただ、「観に」行くのがいいと思います。
そう、彼はホストを職場では演じているのです。
プロってそういうものだと思います。
だから、あなたも俳優の卵の彼が
舞台に立っているのをチケットを買って
応援がてら観劇に行くような気持ちで
行けばいいんじゃないでしょうか。
でも、あなたがその「舞台」に
参加しちゃうと話がややこしくなるので
「一回だけ」と決めた方がいいんです。
「舞台」でどんなにかっこ良くて、
女性にもてもてでも本当の彼が大事にしているのは
あ・な・た!!
ちょっと気分いいよねえ。
(M)

=
将来のために。

私は、「お店に行く」に投票しました。
彼は単に一ホストに終わらず、
その上を目指しているとのこと。
きっと自分の店を持ちたい、ということですよね。
自営業では配偶者の協力は不可欠です。
彼の夢を支えて行きたい!と願うのなら、
職場を知っておかなければ無理でしょうし、
お客様にやきもちを妬いてしまうようなら、
将来支えて行くことはできませんよね。
これから二人三脚! その準備運動!
くらいな気持ちで一度行ってみたら如何でしょうか。
彼の夢がかなうといいですね。
(すずきてぃ)

=
自分が恋人であることを。

A:お店に行ってみる、に投票しました。
冷たい意見になってしまうと思いますが、
一度そのホストクラブに行く事で
彼にとって、匿名希望さんが、
恋人から一人のお客さんになり下がってしまう事って
あるんでしょうか。
だとすれば、匿名希望さんは、彼にとって
自分の存在が特別な女性ではないのではという不安を、
お持ちなのかも知れませんね。
彼にとって自分がちゃんとした恋人なんだという事を
確認するためにも、彼の「営業」があくまで
「営業」である事を、自分の目で確かめるためにも、
一度、見に行ってみたらどうでしょうか。
(29歳・男)

=
百聞は一見にしかず。

私は「行ってみる」に投票しました。
「百聞は一見にしかず」というではありませんか。
もちろん、見ればお店での彼に、
お客さんである見知らぬ女性に、
心穏やかではなくなることは、もう、必至だと思います。
けれど、話を聞いているだけでも、
それは同じだと思うのですよね。
彼が、匿名希望さんに、
自分の職業を誇りをもって話している、そういう状況では
想像力を味方につけるしか方法がないというか。
だから、1度見学に行って、
自分の目で確かめたほうがいいと思います。
どう、感じるかを。
見学に行ったとき、平静でいられないのは、
きっと彼のほうも同じだと思いますよ。
それに、「お店に行けば、いずれ『お客さん』に
なってしまうかも」という心配は杞憂だと思います。
「彼はこのまま、この世界で上を目指したいと
 考えており、私もそんな彼を彼女として
 応援したいと思っています。」という
匿名希望さんの意思表明。
これを、もち続けていれば、大丈夫だと。
そう、私は思います。
勇気を出して、彼のドアを開けてみてくださいね。
(浅葱・福岡市東区・32歳・女)

B「お店に行ってみない」メール

=
いろんな感情が‥‥。

私だったら行きません。
だって、この方と同じように
平常心でいられないと思うからです。
ご自身も「平静でいられない」っておっしゃっているし。
それに、彼の職業を考えても、他のお客さんに
「ボクの彼女なんだ」と紹介する訳も無く。
職場の彼はかっこいいと思うけれど、
それ以上にいろんな感情が出てくるような気がします。
「私はカッコ良い彼は知らないけど、
 本当の彼の姿を知っている」という事で
満足する事にして、お店には行かないほうがいいのでは?
とオバチャンは思います。
(女・30代・独身彼氏なし)

=
一度ですまないかも。

メールをさらっと読んだ印象では
彼の頑張っている姿を一度だけ見に行くのは
良いんじゃないかな?と思いました。
でも何度も通うのは×です。
ご自分でも「平静でいられる自信はない」と
書かれていたし、彼の売り上げに
貢献したくなってくると思うんですよね。
でも、お店の性質からいっても
「一度だけ行ってみる」で
済まないかもしれないなーと思い、
答えは、Bの「行ってみない」に投票しました。
「あなたのビジネスは応援するけど、
 私はお金が発生する付き合いはしたくないの」という
スタンスを通すのが、シンプルで
トラブルになりにくいと思います。
(アリラン 30歳 主婦)

=
同じ水系として‥‥。

行ってみない!!
20歳なりたての女子です。俗に言う、キャバ嬢です。
確かに、ばっちり決めた格好で頑張ってる姿を
彼氏に見てもらいたい気持ちはあります。(笑)
でも、いくら仕事内容を知っているにしても、
実際に働いているところを見たら
恋人は気分悪くなるんじゃないかなぁ‥‥。
ホストさんなら、余計にそうだと思いますよ。
見に行ったときにどんなお客様が来ているかわからないし。
心からの応援は、難しくなるかもしれません。
また、私の周りの、彼氏がホストで
自腹でそのお店に行ってあげている子達は、
最初は違ったかもしれませんが、
最終的にみんな常連さんになっています。
いくら一般にも受け入れられるように
なってきたといっても、水系の仕事はやはり特殊です。
自分のお金でなら、行かない方がいいです。
普通の飲食店などと違い、
接客がサービスの仕事なんですから
「ここはお金を払ってあげよう」の気持ちは
彼女ならいりません。
「彼女」として応援してあげたいなら、
行かない方がいいです。
(20歳 女子)

=
公私混同?

Bに投票しました。
水商売に対する、僕の多分の偏見もありますが、
いつかお客さんに‥‥というあなたの懸念は、
無くはないことだと思います。
恋人が一生懸命働いている姿は
確かにカッコいいかもしれません。
けれど、例えば相手がサラリーマンだったら、
働いている姿は普通見れませんよね。
彼が本当にホストを仕事と捉えているのなら、
あなたを職場に呼ぶことは
公私混同とも言えるかもしれません。
(Y)

=
何もかも知らなくても‥‥。

私なら、いきません。
話として知っているということと、
実際に目の当たりにするという体験は、
インパクトが段違いです。
あなたの記憶に、彼が他の女性を大事にする姿が、
しっかり刻印されてしまうのです。
一度その姿を知ってしまったら、
知らなかった頃には戻れないですよね。
あなたの気持ちが揺らいだり、
彼との関係が少しトラブッたりしたときに、
その記憶が、少しずつ、影を落としていくような
気がするのです。
相手の何もかもを知ることが、
幸せに繋がるとは限りません。
適切な距離を持つことも、
よい関係を長く保つ秘訣ではないでしょうか?
(30代、女性)

=
仕事の邪魔。

B:行かない。
彼女自身も嫌な思いをするだろうし
他の客にも(彼女だって事を)悟られます。
そうなると仕事の邪魔ですよね。
(男・44歳)

=
あとでゆっくり。

B:「お店に行ってみない」に投票しました。
お店に行くことで、彼との関係が
変わってしまうかもしれない、という不安があるのは、
きっとまだお付き合いが浅くて、
お互いの気持ちに自信がもてない時期なのでは、
と思いました。
そういうときに無理に行ってしまうと、
なくてもよい心配が増えてしまうかもしれない
という気がします。
これからもずっと彼のことを
応援していくつもりということですし、
今すぐお店に行かなくとも、
休日仲良くしてがっちり彼のハートをつかんでから、
あとでゆっくり、
「プライベートの彼は私のものよ」という
堂々とした気持ちで職場を覗いてみてはいかがでしょう。
彼との愛情を育てて(二人でね!)、
ちょっとやそっとじゃ壊れないわよ!
という確信ができたら改めてご招待していただく、
というのはどうですか?
(P 30代)

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