2007年03
液肥と水のやり方ですが、
一斉に成長が揃うものは、
一定期間液肥を与えた後は
液肥を止めるとありますが、
やめた後の水やりはどうするのでしょうか?
いちご、さやえんどうなどは、
花が付き始めたら液肥を止めますが
その後の水やりはどうしたらいいのでしょうか?
いちごを収穫した後、
子株を収穫するまでの
水やりはどうするのでしょうか?
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諏訪さん 畑で育てている場合は
通常、「水やり」というのは
しなくてもいいのです。
よほど干ばつが続いているか
夏野菜のきゅうりやナスを育てていて
湿度が欲しい場合、
灌水をすることはありますが
基本的には水をあたえなくてもいいのです。
DVDでも
ある時期まで来たら
施肥を辞めましょうと説明してますが
その後は原則として
水も与えなくていいです。
せっかく、ここまで肥料を水を
抑えめに育ててきたのに
収穫前に株が膨らんでいくときに
水を多めに与えてしまうと
これから水を切って
糖度が上がり甘くなっていくものが
水分が多くなって甘みが減ってしまいます。
トマトなどはまさしくそうです。
よほど日照りが続いて
もう、枯れてしまうんじゃないか?
という場合以外は水も液肥も
与えなくていいです。

ただ、プランターで育てる場合は逆です。
特に夏などは毎日のように水を与えないと
枯れてしまいます。
それはプランターは畑に比べ
土の容量が少ないから。
液肥を与えるのを辞めても
「しなっ」としてきたら
水を与えてください。

イチゴを収穫した後、
秋まで子株を育てていきますが
その間は液肥は与えなくていいです。
夏の終わりから秋になったら
子株を切り離して
新しい場所に植えてからは
1週間から10日に一度のペースで
液肥を与えてください。

 
© HOBONIKKAN ITOI SHINBUN