2007年03
液体肥料の薄め方ですが、
私は夏は1000倍、冬は500倍としていますが、
液肥本体には500倍、300倍と書かれています。
濃い方が良いのでしょうか?
その目安にお答えします。
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諏訪さん 液肥の希釈倍数、 施肥の頻度については
一概に、
「この倍数でこう与えてください」
とは言えないんです。
その時の天候や栽培地の気候。
作物の成長具合や
もともと畑にどれくらい栄養分が入っていたか?
これらの要素に左右されるからです。
ただ、基準として
春から夏の暖かい時は1000倍。
冬は500倍。
回数は1週間に一度 と考えてください。

そこからは作物の成長具合を観察して
液肥の濃度や回数をコントロールしていきます。
すごい勢いで繁茂していたり、
葉がすごく濃い緑色になって
肥料が効きすぎているなと思ったら
希釈濃度を薄くして
回数も減らしてあげるといいです。
逆に液肥を与えても
成長が悪かったり
葉が黄色っぽかったりして
飢餓状態を通り越しているようでしたら
希釈濃度を夏なら500倍、
冬なら300倍くらいまでに上げてみてください。
それでも梅雨時の天候不順などで
成長が悪いようでしたら
夏であっても最大300倍まで
希釈濃度を濃くしてみてください。

 
© HOBONIKKAN ITOI SHINBUN