2006年10
ミニトマトをベランダ、プランターで5月から育ててきました。
8月になっても根本の太さは鉛筆程度、
丈だけは2メートルを超えています。
花、実は下から枯れていき先端のあたりばかりです。
育て方に問題があったのでしょうか?
ツルナシインゲンも細いです。
category:

ほぼ日 梅雨があけるまでの
日光金谷ホテルの状況とよく似てます。
永田先生 ええ。よく似てますね。
この方の場合も
よほど、少しの水と肥料を
たまにおやりになったんでしょうね。
ただ、2メートルも長くなるというのは
ちょっと考えられない。
諏訪さん ベランダでの栽培ですから、
日照時間がどれくらいだったのかが、
気になります。
2メートルにまで伸びているのに
茎が細く実が付かないというのは
徒長しているイメージですね。
ベランダで育てる場合は
トマトだと最低3時間は
日照時間が必要です。
まず、
どれくらい日が当たっているのかを
チェックする必要もあります。
あとは
永田先生がおっしゃっているように
肥料が足らなかったのかもしれません。
量が少なかったのかもしれないし
回数が少なかったのかもしれない。
永田先生 今年は日照時間が少なかったから
普通の場所でも徒長気味になったものを
よくみました。
諏訪さん もし日当たりの悪さが原因でしたら、
来年は日照時間が
多い場所にプランターを移しましょう。
液肥の濃度も、夏だと
1000倍と言われてますが
500倍くらいにして
回数も
週に1度から2〜3度に増やしてみて
成長に勢いをつけた方がよいと思います。
ほぼ日 日光金谷ホテルでは
苗自体が徒長気味だったことも
ありました。
諏訪さん そうですね。
日光金谷ホテルでの栽培でも、
注文した時は
苗は元気だったのですが、
注文から植え替えまで
1週間時間を置くと
徒長気味になってしまいました。
元気な苗を選んで
なるべく早く植え替えてあげることも
来年、意識してみてください。
 
© HOBONIKKAN ITOI SHINBUN