ベランダでのプランター栽培と
畑で育てる露地栽培の作物を比べると
畑で育てたもののほうが
根も四方にはりやすく
株も大きくなり
成長もよく実もたくさんなります。
一般的にベランダでは
畑にくらべ日照時間が少ないようです。
このような条件の違いがある中、
今年の天候不順が種から蒔いた苗の
成長を遅らせてしまったと考えられます。
苗が成長していく時期に
加速をつけてあげないと
後々の成長も遅れてしまうのです。
永田先生は
「車も動きはじめはパワーが必要だが
動き始めたら楽であるのと同じです」
と、この時期の野菜づくりを例えてました。
今年のような日照不足が続いた場合
５〜６月の時期に
液肥の濃度を通常の倍にしてみたり
頻度を増やすなどの対策を行い
成長を促す必要があったのだと思います。
来年はぜひそうしてみてください。
これから液肥を多く与えても
気温が下がり始めるので
実がなり始めるか難しいところです。
今年の秋の天気、
気温の低下具合に左右されますが
液肥の濃度を冬用の500倍にして
回数も２〜３日に一度くらい
あげてみてください。
効果が出ないようでしたら
気持ちを切り替えて
秋冬野菜の準備に入ってみては
いかがでしょうか。
９月から秋冬野菜の農繁期にはいります。
夏野菜での教訓を生かして
秋冬野菜の栽培につなげてください。
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