まず、液肥は週1回与えるのが原則です。
「元気があっても」というよりも、
液肥は、週1回
というペースで与えてください。
プランターの場合には、
週1回の液肥という「水やり」だけでは、
水が足りず、
枯れてきて、しなっとしてしまう
場合があります。
梅雨明けの夏などは、
ほとんど毎日、水をやらなければ
いけなくなるのです。
水やりに関しては、
鉢が小さかったり、
日当たりがいいようなときは
土がカラカラに乾いて、
しなっとしてきたら、
必ず「水やり」というのを
原則にしてください。
そのときに、
1週間に1回の割合で、
水に液肥を混ぜる
というのが、
液肥の与え方の基本的な考えです。
日向土だと、
液肥を与えると、水はけが良いので、
プランターの下からたれてきますが
これは、必ず、
下からたれるほどやってください。
たれてきて、勿体ないな、
と思うかもしれませんが
原則はプランターの中に入っている
上から下までの日向土に対して、
液肥が浸透するという状態を
作ってあげないといけないので、
たれてくるのを確認して止める、
というふうにしてください。
日向土というのは、
1個1個が軽石の細かいものです。
あの中に小さい穴が空いていて、
その全ての穴の中に、
液肥が入り込んでキープされるのです。
一見、全部流れてしまったように見えますが
1粒1粒の小さな穴の中に
液肥が入り込んでいて
植物が1週間、
その中に細い根を張らせて
吸い取っているのです。
液肥もやりすぎは良くなくて、
成長の具合がいいのに、
毎日液肥をやるだとか
規定の倍の濃さにしちゃうとかいうことは、
根に障害が出たり、
野菜がまずくなる原因となるので
あくまでも規定量は守ってください。
やればやるほどいいというのは、間違いです。
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