「ピヤノアキコ。」発売記念
純・トリビュート企画

矢野顕子感謝祭。

第4回:
タカモリ・トモコさんの
白ねこちゃん。

四の五の言わずこれをみておくんなさい。



かわうぃうぃ!!!!

こんなにかわいい「あみぐるみ」がつくれるのは
世界でただひとり、この方だけです。
そう、今回のプレゼンテーターは
あみぐるみ作家の
タカモリ・トモコさんです!



さとがえるコンサート2003が無事終了した翌々日。
突き抜けるように晴れたけれど
刺さるようにつめたい風がふく日、
まだお仕事で東京に滞在している矢野さんに
タカモリさんから預かった、この
「白ねこちゃん」をお届けしました。

まずはタカモリさんから矢野さんへのお手紙です。
ずっとずっと、矢野さんのファンだったという
タカモリさんからの、熱烈なラブレターなのでした。

矢野顕子さま

前略ごめんください。
この度は矢野さんに貢ぐことが出来、
とても嬉しいです。ありがとうございます。
私は、あたりまえのように矢野さんが好きです。
この話を頂いた時のこと、
「矢野顕子さんはお好きですか?」
この問いかけ、とても不思議に思いました。
この世に矢野さんを好きではない人が
いるのでしょうか?
「好きです」そう答えて、
思いは矢野さんとの初めての出会いまでに遡りました。
それは、お昼のNHKドラマの主題歌です。
今は私より大きい妹も、
そのころはまだ私よりも随分小さくて、
二人でくっついてるとすごく気持ちがいいので、
いつも絡まるように遊んでいました。
そんな二人がドラマの始まる時間になると
テレビの前に並んで座り、
思いっきり左右にゆれて大声で、
♪あらま、おはよう、はいはい、
 おひさしぶりね〜♪ と歌いました。
楽しい、昭和な思い出です。
その後も矢野さんの歌は、私の生活の中に、
テーマソングのようにとけ込んでいて、
たとえば、ラーメンが食べたいときは、
♪ラーメンたべたい、今すぐたべたい♪ と歌い、
おむすびをにぎるときは
♪どっかへはやくつれてってって〜
 三角頭でせがむのは〜♪ と歌い、
小鳥を見ると
♪ぴよぴよぴぴぴ〜♪ と歌い、
好きな人ができると、
♪欲しいものはたくさんあるの〜、
 きらめく星屑の指輪〜♪ と歌います。
矢野さんの歌は、家の中にたくさんいる
小さな神様たちみたいに存在していて、
肌身離さず持っている、
木彫りの仏様(いい顔している)みたいな
そんな感じ‥‥。
ところがっ!!
先日、テレビで拝見した矢野さんはすごかった‥‥。
神々しくって、金色に光っていました。
ちょっとドキドキ。
木彫りじゃなくって、純金なのですね。
生き神様へ白ねこちゃんを
お供えさせていただきます。
白ねこちゃんの特技は、
矢野さんの歌にあわせて踊ること。
白ねこちゃんの夢は、
矢野さんのお話し相手になること。
そんな白ねこちゃんを
どうぞ可愛がってあげてください。

ますます寒さが厳しくなってまいります。
お体にはくれぐれもお気を付けください。

タカモリ・トモコ



さて、まっしろな布につつまれた白ねこちゃんを
矢野さんにお渡しすると、
包みをあけたとたん、こんな顔に!

「あ゛〜〜〜〜っ!!
 うわ〜〜〜〜っ! うえ〜〜〜ん!」



ものすんごくかわいくて
いとおしくてこわれそうなものを見ると
「泣き顔」になっちゃうんですね。

「あ‥‥!」



そう、このあみぐるみは、
手を入れることができるんです。
両手両足を、動かすことができる!

「(すごく小声で語りかけている)
 ○▽□☆□△☆○‥‥?(聞き取り不能)」

ことばにならない矢野さんです。



「あ゛〜〜〜〜〜〜っ!!!!!!」



「おー、ブルーの瞳!
 なまえつけてあげなくちゃね!!
 なににしようかー?」

じつはこの白ねこちゃん、
タカモリさんもみずから
「すごくかわいくできたので、
 自分のところにもうすこし
 置いておきたいくらいだったんです」
というほどの出来。

「うれしいです、どうもありがとうございました!
 今日はいっしょにお仕事に行きます。
 ひとまず、くるんでおこうか‥‥
 あ、でも、息ができないといけないから
 顔はだしてくるまなくちゃね」

白ねこちゃんを、おくるみのようにつつむ
矢野さんでした。NYに連れてかえってくださいねー。

なお、来年3月、
京都でタカモリさんの個展が開かれます。
作品を見てみたい!
というかた、ぜひ、おぼえていてくださいね〜!

『タカモリ・トモコあみぐるみ展』
2004/3/2〜3/8
恵文社一乗寺店 ギャラリーアンフェール 
京都市左京区一乗寺払殿町10
http://www.keibunsha-books.com



というわけで、

献上品#004
タカモリ・トモコさんより
「白ねこちゃん」


でございました!!

そしてこの日、矢野さんのお時間をいただいたわれわれは
さらにいくつかの献上品を持っていきました。

その様子は、次回から順に更新しますが、
前回、ごらんいただいた
「五十嵐桂さんの『ほめ本』とラー油」
を、初めて見た矢野さんの表情、
ばっちりおさえてきましたので、
御紹介しまーす。



「どうもありがとう!!
 ガサガサッ、バリバリッ(紙包みを破る)‥‥
 んー、どれどれ??
 ‥‥あ、あああああああ!(笑)
 すごーい!!!」



「ウッハッハッハッ! おっかしーい!!」



「よく、よく、よくも、まあ、こんだけ‥‥
 アーッハッハッ!!! 」



「‥‥‥‥!!!(笑っていて声にならない)
 いやー、スゴイ! パチパチパチパチ(拍手)。
 どうもありがとう! うれしいです!!!」

次回もおたのしみに!!



このごろの矢野さん。

 ピヤノアキコ。

過去発売されたピアノ弾き語りアルバム
「SUPER FOLK SONG」(92年)
「PIANO NIGHTLY」(95年)
「Home Girl Journey」(00年)
から選んだベスト盤。
新録として「ばらの花」「電話線」を収録。
ボーナストラックとして、
デビュー時の'76年に行われた
新宿ロフトの貴重なライブ音源も!

『ピヤノアキコ。』
2003.10.01 RELEASE
ESCL10004
¥3,059(TAX IN)

ライブ・ピヤノアキコ。

この10年の矢野さんの
ピアノの弾き語りのライブ映像を収録したDVD。
六本木ピットイン、ニューヨーク、
パリ、ロンドンから、
日光、沖縄での出前コンサートなどの
貴重な映像が収録されています。

『ライブ・ピヤノアキコ。』
2003.10.01 RELEASE
DVD
ESLB 2104
¥4,935(TAX IN)

あたしンち。
テレビ朝日開局45周年記念作品
映画「あたしンち」
(12月6日全国東映系ロードショー)
主題歌を矢野さんが担当しました。
ニューシングル「あたしンち」は
12月3日リリースです!

『あたしンち。』
2003.12.03 RELEASE
ESCL-2468
¥1,020(TAX IN)

2003-12-19-FRI

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