1960年、山口県生まれ。
福岡県立修猷館高校、
早稲田大学政経学部卒業、TBSに入社。
報道局社会部で記者生活をスタートする。
右往左往した新人時代のあと
『筑紫哲也ニュース23』の立ち上げに参加。
日航ジャンボ機墜落事故、ブラジルの地球サミット、
また冷戦の終わりを象徴するベルリンの壁開放では
3回にわたって現地を取材した。
『報道特集』のディレクターをへて
JNN『ニュースの森』メインキャスターを4年つとめる。
政治家、芸術家、スポーツ選手など
あらゆる分野で活躍する人々にインタビューする。
9・11テロでは発生直後に現地に飛んだ。
その後、同番組の編集長、
そして2004年3月から4年間
ニューヨーク支局長としてマンハッタンに住む。
キューバのカストロ議長にインタビュー、
さらにイラク戦争に揺れるアメリカ社会、
ニューヨークの文化・芸術も取材。
帰国後は、報道番組のプロデューサー、
「NEWS23 X(クロス)」メインキャスター、
報道の解説委員を経て、
現在はBS−TBS『報道1930』の
キャスター編集長をつとめている。
この仕事を始めたときの思い、
「人のドラマを描くことで、自分のドラマにしたい」
という気持ちは今も変わっていない。
広い空の下でビールとワインを呑むのが好き。
夢は世界のすみずみまで旅して歩くこと。
○執筆
著書に
『反骨〜翁長家三代と沖縄の今』(朝日新聞出版)
『本質をつかむ聞く力』(筑摩書房)
『聞く力、話す力〜インタビュー術入門』(河出書房)
『ぼくは見ておこう』(プレジデント社)
『勝者もなく、敗者もなく』(幻冬舎)
長編小説に
『記者の報い』(文春文庫)
『ここを出ろ、そして生きろ』(新潮社)
がある。 |