VERMEER ICHIKO UEMOTO

バッキンガム宮殿
英国王室コレクション

COUNTRY
イギリス / ロンドン
COLLECTION
音楽の稽古

植本さんの日記から

今日はバッキンガム宮殿の中にある
王室のギャラリーということで、
撮影の申請をした当初はドレスコードを言い渡され、
戦々恐々としていた。
ドレスってどの程度? とインターネットで調べたのだが、
いまいち自信が持てず。
しかし、撮影目的なら
そこまで厳密ではないということが判明し、
とりあえず結婚式に着ていくような
黒いワンピースとペタンコの革靴で挑むことに。

植本さんの日記から

集中して撮影していると、
急にファインダーの中が暗くなった。
太陽が厚い雲に隠れたらしく、
天井から入る外からの光量が変わる。
今日は風が強かったので、少し待てばきっと大丈夫。
しかしこんなに絵の見え方が変わる環境も面白い。
そもそも美術館ではなく、
本当は女王の部屋にお邪魔しているだけなのだ。

ナショナル・ギャラリー

COUNTRY
イギリス / ロンドン
COLLECTION
ヴァージナルの前に立つ女
ヴァージナルの前に座る女

植本さんの日記から

バタバタと英国王室コレクションから退室。
しかし車で行ける範囲で
4点もフェルメールが見られるなんて、
よく考えるとすごい。
イギリスは多くの美術館が無料だと聞いてはいたが、
チケット売り場がないことに驚いてしまう。
ただしクロークが無く大きな荷物を持って入れないため、
併設されたレストランの一角に陣取り、
交代で絵を見に行くことにする。

植本さんの日記から

子ども達の集団がやって来て大賑わい。
ぶつかりそうなくらい絵に近づき、
見ている方がドキドキする。
飽きている小さな子は床に座り込んだりと自由。
制止線もなく、監視員も少ないせいか、
とても開放的な空気が流れている。
ふと、ここが無料の公共施設だということを思い出す。

ケンウッド・ハウス

COUNTRY
イギリス / ロンドン
COLLECTION
ギターを弾く女

植本さんの日記から

中心地にあったナショナル・ギャラリーから
郊外へ向かって車は走る。
降ろされた入口から新緑の中を歩いていくと、
急に白いお屋敷が現れた。
目の前の広く青い芝の丘は、どこまでも遠く続いている。
賑わっていた中心地からそこまで離れていないのに、
自分は一体どこに来てしまったんだろう、と
一瞬わけがわからなくなる。
爽やかな風が吹き抜け、気持ちは自然とリフレッシュ。

植本さんの日記から

老夫婦が真ん中に置いてある高級そうなソファに座り、
リラックスして絵を眺めていた。
そういえば館内で若い人をあまり見かけなかったが、
それも納得できる落ち着いた空間だった。
外に出ると初夏らしい青々とした庭園が広がり、
そこには色とりどりの花が見事に咲いていた。

つぎの行き先は、

スコットランド・ナショナル・ギャラリー
[スコットランド / エディンバラ]

です。
2018. 12.01 SAT