2006.11.30, Thu
「軽率(ロマンス)の神様、出会いをありがとう。」

御徒町の喫茶店で小説の打合せを済ませ駅への戻りしな、
星野源くんと二人歩いているときに
その相談ごとははじまりました。
「実は、タイ人のヴォーカルを探していまして‥‥」。
なんで僕になのかいまだわかりませんが、
この相談ごとへの軽率な了解が、
めぐりめぐって(ちょっと話をはしょります)
タムくんと源くんを引き合わせたのです。
軽率の神様にはほんと感謝なのですが、
痛い目にもたくさんあっているので差し引きゼロですね。

〈お知らせ〉

ほぼ年刊発行の文芸雑誌「少年文芸」の第2号では、
タムくんの漫画と星野くんの小説が載っています。
来春発売の第3号でも、タムくんの
「未来」をテーマにした漫画を掲載。
星野くんへは、まだ原稿依頼をしていないのですが、
今回も書いていただきたい!
12月中旬創刊の詩の投稿雑誌「未来創作」では、
星野くんの「急須」という小説が傑作。
「タムくん特集ページ」はタイで聞いてきた話やら
イラストやら写真が満載。
大学生のとき先生にいわれた「アートやめて」が
漫画家ウィスット・ポンニミットを生んだなんてっ。
気になる方はご一読を(立ち読みも可)。
ほかにも谷川俊太郎さんの200行長編詩などものっている
「未来創作」をぜひ。
タムくんがWebで一年間連載していた漫画
「マーマー」が本になります。
細山田デザイン事務所によるブックデザインも美しい、
Webで見ていた人こそ
手元に置きたくなるはずの一冊です。
12月8日の福岡イベント(主催:新風舎)で
先行発売するので、福岡近隣のひとは
ぜひ遊びに来てくださいね。
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© wisut ponnimit / HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN