これを知っておくと三木鶏郎がよくわかる。
シミキン・ロッパの結婚狂時代

1949年公開の松竹映画。
二大喜劇王と言われた古川緑波(ロッパ)と
清水金一(シミキン)の共演。
三木鶏郎グループが出演。映画初出演となる。
「出演してもどうってことはなかった。
 なにかしようと思っても、
 どうにもならなかった。
 粗製乱造としか言い様のない
 映画の現場に投入され、
 アレヨアレヨという間に、
 フィルムだけがいたずらに回り、
 ただ呆れ返るほかなく、
 茫然自失。ルネ・クレール志望の
 映画青年の夢やいずこ」
(三木鶏郎著「三木鶏郎回想録」より)
出演はほかに坊屋三郎、益田喜頓、
並木路子、堺駿二、山茶花究など。(竹松)
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