これを知っておくと三木鶏郎がよくわかる。
日劇

東京都千代田区有楽町にあった劇場。
三木鶏郎が「歌の新聞」に夢中になって取り組んで
6か月ほどたつと、放送はしだいに評判があがり
有名になってきた。
「だから先物買いの名人日劇の山本紫朗が、
 我々に目をつけて出演交渉に現れたのは
 当然だったかもしれないが、私は、ハタと弱った。
 『われわれはアマチュアぞろいで、
  プロだらけの日劇出演などトンデモハップン』
 と辞退したが、日劇側は逆に謙遜と取ったか
 ギャラのつり上げととったかアキラメない・・・」
(三木鶏郎著「冗談紳士録」より)
この時、三木鶏郎作・脚本・音楽による
「笑う東京」が上演された。(竹松)
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